肌にどんな栄養を?アンチエイジングの美容サプリって効果あるの?

      2017/12/28

肌にどんな栄養を?アンチエイジングの美容サプリって効果あるの?

年々増えてくるシワタルミ。泣きたくなりますね。さまざまな化粧品を試しては見るものの、年齢による影響は確実に増してくるのが現状です。

すこしでも肌を若く保つために、数々の美容サプリメントによって栄養素を補っている人は少なくないでしょう。

しかし、巷にあふれているサプリメントは数知れず。最近ではアンチエイジングに効果的と言われる美容サプリメントに人気があると言います。

一体、サプリメントの効果の真偽を見分けるにはどのような点を見ていけばよいのでしょう。

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サプリメントの効果は生理学的に説明がつかない

サプリメントにおいてもっとも重要なのは、サプリメントが医学的にどのような効果を持っているかを、適切に知ることです。

これを調べるには、少し医学的な知識をつかって検索をし、裏をとってみることです。

まずはそのサプリメントが「実際に効能がある」と強く推している物質についてしっかりと調べるべきです。

人体に摂取され吸収されるものの多くは、炭水化物、タンパク質、脂質そしてそれ以外の無機物に大きく分類されることでしょう。

これらのなかで、特にタンパク質系の物質などですが、その推している物質が直接体内に入り、直接影響を与えるとかかれているものには注意が必要です。

なぜなら、いくら効能のある物質形態をとっていても、一度体内に吸収される時点で、その物質はアミノ酸レベルまで分解されてしまうためです。

分解され、細かい栄養素となった後、身体の働きに従って改めて必要な物質へと再生成されていきます。ですから、摂取した大きな塊であるタンパク質が直接効果を発揮するということはまずありえません。

もちろん、中にはその物質を生成するアミノ酸自体が大きく不足しているケースがあるため、こうした場合は偶発的に効果が見られる場合もあるでしょう。

しかし、多くの場合には、摂取した後一度はプラセボ効果(プラシーボ効果)により改善を見ますが、その後長続きしないのが現状なのです。

また、多くの無機物は、腸管からの吸収がされないものも存在します。こうしたサプリメントは飲んでもそのまま排出されてしまうことがわかるでしょう。

確かに、現在私たちの肌を作っている物質は、肌の末端ではその物質を含んでいるでしょう。

しかし、摂取したサプリメントがそこに行き着くまでには、一度細かい物質となって吸収され、体内で再構築される必要があります。

こうしたサプリメントの説明は、体内に吸収されるまでの仕組みをあえて語らず、ブラックボックスの部分を残したまま、目に留まるような鮮やかな文字やキーワードによって成り立っています。

要するに、嘘が多いということです。

参考:免疫力アップ成分!東京大学と特許取得『ブロリコ』サプリメントに期待できる効果と口コミ

アンチエイジング(抗酸化作用)を謳うサプリメント

抗酸化作用を謳うサプリメント

サプリメントの中には、ビタミン類や純粋な栄養素など、実際に体内で吸収され、栄養となるものを推しているものもあります。

アンチエイジングのサプリメントの場合、抗酸化作用を謳っているのが現状です。では、この抗酸化作用とは実際にどのようなものでしょうか。

抗酸化作用を持つ栄養素は、ビタミンCやビタミンB12などに代表されます。

生物が活動している、すなわち我々の細胞が生命活動を営んでいると、体内の中で酸素が消費され、酸化した物質が現れてきます。これらを、フリーラジカルと呼んでいます。

近年の研究でも、実際にこのフリーラジカルが老化を引き起こす原因ではないか、という説がもっとも有力であることは事実です。

しかし、サプリメントとしてそれらを大量に摂取し、効果が現れたという正当な学術的研究がほとんどないのも現状です。

そればかりか、過度なビタミン類の摂取がなされると、プロオキシダント効果というものが発生します。これは摂取した抗酸化物質自体がラジカルとして身体にダメージを与えてしまうというものです。

少なくとも、純粋な物質の持つ抗酸化効果よりも、こちらの影響のほうがはるかに危険であるといわれています。

これらの行き着く先は、血管がぼろぼろになったり、内出血を誘発する、一部のビタミンや物質が体内で正常につくられなくなる、といったものです。

抗酸化作用という文字だけに躍らされ、過度な摂取をつづけないよう、体内でどういう働きをするのか、摂り過ぎたらどうなるのか、を考えることも大切ですね。

参考:美容成分『プラセンタ』の効果とは?副作用とかもあるの?

肌に塗るタイプの栄養素は効果ある?

肌に塗るタイプの栄養素

では、肌に直接塗って効果を発現すると謳っているクリームなどはどうでしょうか。

さまざまな物質が化粧品や美容グッズとして出回っていますね。これについても、いくつかおかしな点を持つものが存在します。

皮膚の構造というのは非常に密なものであり、少しばかり外部の温度や湿度が変化してもそう簡単に破綻しないようにできています。

少なくとも、一番外側の層には皮膚の上で生活する常在菌と呼ばれる細菌による層ができており、そうそう中には進入できないものとなります。

また、実際に肌の生まれ変わりを即するのは真皮層であり、表面の表皮ではありません。表皮とは、いわば使い古されて死骸となった皮膚のかすでできた層に過ぎないのです。

これが何を意味するかというと、実際に肌がただれて細胞液が漏出していたりといったことがない限りは、さまざまな物質は内側に浸透できないということです。

毛穴があるじゃないか、という人がいるかもしれませんが、毛穴にいくら栄養素が入っていっても、その周りの組織に薬液が浸透していかないのです。

内側の組織も、外側に負けないくらい細胞が詰まっており、それが細胞骨格によって維持され密着しています。この隙間は非常に小さいもので、タンパク質はおろか、さまざまな栄養素でも入るのが難しいものとして知られています。

有名な研究があり、薬効成分のある化粧品を皮膚と同じ構造のポリマーに塗布したところ、最も上層すら通過しないという結果が出ています。

そして、さまざまな薬液がでていますが、これらの物質が直接的に細胞の修復や肌のターンオーバーに与える影響というのはかなり少なく、頑張っても上部の古い角質をきれいに取り除くくらいであるというのが現状であったりします。

ただ、完全には科学で解明できていないところもありますので、できるだけ分子量が可能な限り小さく、非常に直接的な薬効のある成分であった場合には皮膚のバリアを通過できるかもしれません。

お肌に真に必要な栄養素とは

お肌に真に必要な栄養素とは

では、真に必要な栄養素とは一体どういうものなのでしょうか。

答えは、しっかりとした科学的に説明のつく物質であり、副作用が心配ないとわかっている物質です。そして、栄養素というのは通常口から摂取し、日本においては食品基準でその摂取量が決まっているものをいいます。

いいかえると、そこに記載されている栄養素はすべて必要なものであり、過度に偏っていても、足りなくても悪影響を及ぼすということです。

すなわち、さまざまな栄養素が必要なのです。

そして、これを適切なバランスで摂取すること、これがもっともアンチエイジングに有効であり、もっとも身体にダメージが少ない、体の内側から綺麗になれると考えることができます。

もっとも安全に栄養を摂取する近道は、食事です。多くの食品は純粋なサプリメントとは違い、さまざまな栄養素の融合体です。

これらは、比較的効果的にかつ緩やかにそれぞれの物質を吸収させるのに役立っています。

そして、これらの食品も満遍なく食べるのが大切であることは、皆さんの知るところでしょう。

参考:サプリメントもいいけど…肌に良い食べ物は身近にもこんなにある!

バランスの良い食事を心がけること、これが結局は最もアンチエイジングに効果があるということが結論としていえるのです。

もちろん足りてない分の栄養素をサプリメントとして補うことは悪いことではありません。

毎日の食事の栄養バランスが不安な方は、積極的にサプリメントを利用して不足分をサポートしていきましょう。

まとめ

いかがでしたか?

一見もっともらしいことを謳っている栄養素であっても、意外に良く考えてみるとありえない理屈であったりすることがよくわかりますね。

もちろん中には非常に効くものもあるかもしれませんが、その土台として3食の食事やしっかりとした睡眠で、身体の機能をしっかりと整えていることがなによりも大切ですね。

アンチエイジングに効果的!
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参考:いつまでも若々しく!老化の原因を知ってアンチエイジングを実践!