毛穴一つ見当たらない、絹のような美肌。子供のお肌を見るたびに、なんてキメが細かいのか…と驚きます。透明感があって手触りもぷるっぷるっですべすべ、つい触りたくなっちゃうほど。なんか、ため息出ちゃうし、憧れちゃいますよね…。
できることならあの美肌を手に入れたい!歳をとっても美肌でいたい!みんなから「お肌、本当にキレイだよね~」と一目置かれたい!!
好きな男性から「○○ちゃんのお肌ってすっごいすべすべだよね~触ってもいい?」とか言われてみたい!
そんな方のために美肌になる方法を網羅してみました!俗に言う「そんなの当たり前じゃん!」と思われてしまうこともあえて含めていますが、当たり前なことほど大事なポイントなのに、見逃しがち。
大事なポイントこそ何度も再認識して頭に叩き込み、実践に実践を重ねて習慣化する、これこそが美肌への近道。ついついお肌に良くないことをしてしまいそうな時に、ふと思い出してブレーキをかけることもできるんです。
美肌を手に入れるために、当たり前のことも含めて全てコンプリートしていきましょう!
その1:美肌の全ては内臓の健康から始まる!
人間の身体はよくできていて、内側から順に大事なものがあるんです。例えば、心臓・肺・腸など、傷を負ったら致命傷になってしまうものは身体の内側に入り込んでいます。なので、逆を言えば、お肌や髪の毛などの一番外側のものは、身体にとって「一番大事じゃないもの」なんですね。
ですから、食べ物を食べたときに、いくら美肌に良いものを食べたとしても、内臓がボロボロだったら、先に内臓の方に栄養がいってしまうんです。人間の身体の構造上、一番外側にあるお肌のキレイを保とうと思ったら、まずは内側、つまり内臓のキレイが必要不可欠なのです!
高い化粧水を使ってもエステにいっても、内側がボロボロだったら効果は一瞬で消え、また元通りに戻ってしまいます。美肌を心がけるためには、まずは身体の健康を意識しましょう。それなので、体の内側を健康にしていく方法から紹介していきますね!
その2:睡眠をしっかりとる!
「お肌のゴールデンタイム」や「エンジェルタイム」という言葉を聞いたことがあるという方は多いと思います。夜の22時から午前2時までのことを指し、この時間帯は1日の中で一番成長ホルモンの分泌が活発に行われている時間です。
成長ホルモンが分泌されることで身体の代謝が上がり、代謝が上がるとお肌の新陳代謝もよくなるので、若々しい肌を保ちやすくなるのです。
逆に、この時間帯に寝ていないと成長ホルモンの分泌が少なくなり、代謝が悪くなってお肌のターンオーバーも滞ると、古い角質が残って毛穴の炎症を引き起こしてしまったり、くすみ、しみ、しわ、たるみという肌トラブルを次々と巻き起こしてしまうのです。
美肌を手に入れるためには、このゴールデンタイムの睡眠をしっかりとっておきたいところです。
その3:食事は栄養バランスを考えて!
最初にもお伝えしましたが、人間の身体、皮膚も含めて食べ物の栄養からできています。ですから、ダイエットなどのために食事制限をしたりすると、栄養がお肌に行き届かず、お肌はボロボロになってしまいます。
痩せたいと思っている方は、
- 出来るだけ運動で痩せるようにする。
- 運動が無理なら過剰な炭水化物(糖質)や脂質のみを減らし、その他の栄養素はしっかり摂れる食事に工夫する。
栄養バランスの良い食生活を送り、まずは身体の内側の健康から、そしてさらにお肌にも良いと言われる成分の含まれた食事を摂るといいでしょう。でも、バランスのいい食事って??と思いますよね。そんな時に覚えてほしい合言葉は「まごわやさしい」です!
「ま」は豆類。
お豆腐や納豆、お味噌などの豆類は植物性たんぱく質が豊富なのですが、たんぱく質が皮膚を含め身体を作っています。
「ご」はゴマ。
ゴマに含まれるセサミンという成分には、老化原因となる活性酸素を取り除いてくれる働きがあると言われています。
「わ」はわかめ。
わかめだけではなく、昆布やひじき、海苔など要するに「海草」が大事ということです。海草にはミネラルがたっぷり含まれており、代謝をよくしてくれます。
「や」は野菜。
野菜はビタミンや食物繊維も豊富ですし、緑黄色野菜には老化の原因である活性酸素を取り除いてくれる成分が含まれています。
「さ」は魚。
小魚にはカルシウムがたっぷりで代謝をよくしてくれますし、最近注目されているオメガ3脂肪酸という成分が青魚に豊富に含まれています。ちなみに、「オメガ」の記号表記はこれです⇒ ω
どこかで見たことありませんか?(´・ω・`)ショボーン…話を戻しますね。オメガ3脂肪酸(ω-3脂肪酸)は、セラミドという肌の保湿成分の元となるため、
- 乾燥を防ぎ、お肌のうるおいを保ってくれる
- 肌のターンオーバーの促進
- 血液循環の促進
- 抗炎症作用でニキビなどの肌荒れの改善
などに効果が期待できます。オメガ3脂肪酸はとっても有能な栄養素ですね!ちなみにオリーブオイルも美肌に有能なのです。
「し」はしいたけ。
しいたけ!?と思うかもしれませんが、えのきやしめじなどのキノコ全般と思ってください。キノコには食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富に含まれているので美肌にはもってこいです。食物繊維は腸内環境も整えてくれるので美肌には欠かせません。
「い」は芋類。
じゃがいも、さつまいも、さといも、山芋など芋類にもビタミン・ミネラル・食物繊維が多く含まれています。積極的に便秘も解消していきましょう。まずは「まごわやさしい」をポイントにおさえて、日頃の食生活を整え、内臓からの美しさを意識しましょう!
あと、もちろん肉類だって大切ですよ!肉っていうだけで否定的な女性が少なからずいますが、肉類にはお肌の元となるタンパク質やコラーゲン、肌質を良くする脂質やビタミンも豊富に含まれています。
また、食生活に自信のない方は美肌サプリメントを利用するのも悪いことではありません。ただ、メインは食事からにして、あくまで補助的に利用していきましょう。
その4:フルーツを沢山食べる!
お肌のとってもキレイな人ほど、フルーツを沢山食べています。フルーツに勝るビタミンはありません。さらに食物繊維も豊富なので整腸作用もありますし、なによりフルーツは食べることで「酵素」を取り入れられることが最大のメリットです。
酵素とは、もともと身体の中に存在する成分で、消化や代謝を司ります。「消化に必要な酵素」なんて言い方しますよね。食べ物の消化がしっかりできると栄養を効率良く身体にとりこむことができますし、代謝が活発になると美肌にもつながります。
しかし、年を重ねることで体内の酵素はどんどん減少していってしまうため、変わりに食べ物から摂取できる「食物酵素」というものを取り入れないと、消化や代謝は悪くなる一方なんです。
この食物酵素を摂り入れようと思ったら、「生もの」を食べるしかないんです。というのも、酵素は一定以上の熱を加えてしまうと破壊されてしまうんですね。フルーツ、生野菜、生肉、生魚、なんでもいいのですが、生肉はそもそも食べる機会がありませんし、生魚はお刺身がありますがさすがに毎日は食べられません・・・。
ですから、サラダやフルーツを積極的に摂ることが、酵素を摂り入れることにもつながり、美肌に結びついていくんですね。
その5:酵素ドリンクを飲む!
上記のことからも、酵素ドリンクを日常的に飲むという手段もあります。ただ、酵素ドリンクは独特の発酵臭が強いため、苦手で飲めないという方も多いかと思います。私もダメでした…。
最近では生のまま錠剤タイプになっている酵素サプリもありますので、上手に利用して下さいね。
その6:湯船に浸かる
湯船に浸かると身体があたたまり、リラックスできますよね。すると、体温が上がって血流がよくなり、細胞や臓器の働きも活発になるんです。
お肌が冷えると健康な角質層が育たないため、肌は汚くなってしまいます・・・。かといって、あまり熱いお湯に浸かると乾燥肌を引き起こしてしまいますので、40度以下のお湯に10~15分ほど入るのをおすすめします!
入浴後は肌の水分が蒸発して乾燥しやすいため、すぐに保湿のためのボディクリームや化粧水などの基礎化粧品を使いましょう。
入浴中に美顔器でケアしちゃうのも効率的ですね!
その7:タバコは絶対NG!
タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮してしまう作用があるため、酸素や栄養素が血流にのって体の隅々に届くのを妨害していまいます。
その結果、ターンオーバーは滞り、しみ、しわ、くすみの元凶に。さらに、タバコは体内にあるビタミンCを破壊してしまうんです。
その威力はというと、たった4本吸うだけで1日に必要なビタミンを全て消費してしまうんだとか・・・。
ビタミンCだけでなく、ビタミンEやB群も消費されてしまいます。美肌を心がけるのであれば、タバコに使うお金を美肌グッズを買うためのお金に回したいところですね。
タバコを吸っていても肌が綺麗な人もいるかもしれませんが、吸っていなければもっと綺麗だったかもしれませんよ!
その8:正しいスキンケアで美肌に!
まずは、高級な基礎化粧品を使う前に「汚れをしっかり落とすこと」からはじめましょう。お化粧をしている女性の皆さんの中には、あまりにも仕事で疲れきって化粧を落とさず寝てしまった・・・なんて経験をしたことのある方もいると思います。
しかし、化粧を落とさず寝るのは、
- 「1ヶ月間顔を洗わないのと一緒」
- 「雑巾を顔に乗せて寝ているようなもの」
- 「1晩で3歳老ける」
とも言われています。恐ろしいですね…でも、それぐらいばっちいんですよ!!!毛穴に詰まった皮脂などはニキビなどの肌トラブルを巻き起こすだけでなく、顔ダニの大量発生を引き起こします。顔って、ダニがすんでいるんですよ。知っていましたか?
顔ダニは98パーセントの人に棲んでいると言われているので、それほど気にする問題ではありません。ちなみに良い常在菌もいますよ。しかし、あまりに量が多いのは大問題!皮膚炎を引き起こしてしまうんです。
メイクを落とさないで寝たり、洗顔をきちんとしないのは肌荒れを引き起こす原因となってしまうんですね。洗顔に特に力を入れていきたい方は洗顔ブラシがおすすめ!
洗顔がちゃんとできたら次に大事になってくるのは「保湿」です。肌が乾燥すると、肌のターンオーバーが滞り、古い角質などが残ってしまってくすみやシミ、シワを引き起こす原因となります。外部からの刺激にも弱くなってしまい、肌荒れを起こしやすい汚肌になってしまうんですね。
化粧水でしっかり水分の補給をし、美容液でお肌に栄養を与え、乳液やクリームでその水分や栄養を閉じ込める。こうしてお肌の外側からのケアもしっかりしていきましょう。
その9:運動で美肌になる!
運動をして汗をかくということは美肌にもつながるんです。まず、身体を動かすことで血行がよくなり、老廃物が溜まりにくくなること。体内に老廃物が溜まると、栄養や酸素が身体のすみずみまで行き渡らなくなるため、お肌のターンオーバーを妨げることにつながります。
肌のくすみや乾燥を招き、美肌とは程遠い結果に。身体を動かして血行をよくすることで、老廃物が溜まりにくくターンオーバーが正常になり、肌の血色もよくなるため美しい肌へとなります。
また、運動をして汗をかくことも、体内の老廃物を汗として外に排出するデトックス効果になるので美肌には非常に効果的です。
さらに、運動して皮脂腺や汗腺が活性化されて出た汗や皮脂は、埃・花粉などの外的刺激や病原体などから肌を守ってくれる常在菌のエサとなります。汗や皮脂が適度に肌表面にある方が、実は常在菌のバランスが整うため、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルが出にくい健康的な肌環境になるんですよ。
あとは、適度に運動をして筋肉をつけた方が、たるみやシワなどを防ぐことができるため、お肌にハリも生まれるんです。運動をすることは、美肌にとっても有効なんです!運動って素晴らしいですね!タダだし、痩せられるし…ってことで通勤中に一駅分歩きましょう!
その10:白湯で美肌に!
白湯を飲むことで、体温が上がることが美肌に直結していきます。体温が1度上がるだけで、代謝は12~15%上がり、免疫力は5~6倍にもなります。
代謝がよくなれば肌のターンオーバーも正常になりますし、免疫力があがることでお肌を色々な外的刺激から守ってくれます。
また、体温が上がることで血液の流れもよくなるため、実はアトピーなどの改善にもつながるんですよ。肌トラブルを抱えている方の中で低体温だという方は、白湯を飲む習慣を身につけて、体温を上げるだけで肌質がかなり改善するかも!?
その11:日焼けをしない!
紫外線を浴びることで、お肌はキメが粗くなってしまいます。日焼けに気をつけて白い肌を心がけることで、キメの細かいお肌を保つことができます。
でも、日焼け止めクリームはできればあまり使わないで。日焼け止めクリームには、界面活性剤や防腐剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤などお肌にダメージを与える成分が沢山入っています。
なので、できるだけ肌には日焼け止めクリームは塗らず、帽子をかぶったり日傘を使用したり、UVカットシャツなどを着て日焼け対策をしましょう。
どうしても日に当たってしまうというのであれば、肌に悪いものを一切使わない手作りの日焼け止めクリームを作るという手もあります。
…って、かなり無理だし!という方は、肌に優しいUVカットクリームを見つけて最小限の範囲で使用していきましょう。
その12:エステに行く(お金の力を使う)
これはもう究極の技ですね。私は無理ですが、お金がある方限定でプロの方にお任せしてしまいましょう!…って言われなくても、お金持ちのマダム達は総じて昼間っからエステに通っているんじゃないでしょうか。テレビでそういう光景よく見ますし。
確かな効果がありますからね、そこはさすがにプロですから。お肌に効果的な独自配合のスペシャルクリームを塗りたくり、さらに超音波とか出ちゃう高級ハイテクマシーンも巧みに操り、念入りに美肌になるマッサージを施してくれます。
こういうのもできるとやっぱりお肌の質は断然上がりますよね!ただ、それでも生活習慣が悪ければすぐに元に戻ってしまうので、規則正しい生活習慣ありきですが。
自宅でエステ並みのスキンケアが出来る美顔器もありますよ!エステに何回か通うのと比べたらかなり安いです。笑
その13:スナック菓子を食べ過ぎない
スナック菓子などに含まれている食品添加物は、人間の肝臓にかなりの負担をかけてしまうと言われています。内臓が疲れてしまうと、その分お肌は元気がなくなってしまいます。お菓子を食べるのであれば適量にする、もしくは果物や昔ながらのお茶菓子、おせんべい、焼き芋や干し芋などにしましょう。
スナック菓子を食べるなとは言いません、とっても美味しいですからね。ほどほどにってことです!
好きな物を食べるという行為は、ストレス解消につながったり、幸せホルモンが分泌したりして体に良い影響もあります。でも、食べ過ぎて後悔すると逆にストレス溜まっちゃいます。笑
美肌になる方法まとめ
美肌になる方法13選、いかがでしたか?他にも美肌になる方法はいくつもあるかと思いますが、そのどれもが日々の生活の中で実践できることばかり。エステに行ったり高価なサプリメントを飲んだり、高い基礎化粧品を使うことももちろん重要かもしれません。そこは否定しません。
しかし、どれだけ外からのケアをしても、内面がボロボロだと肌は一瞬キレイになってもまたボロボロに元通りです。その前にできることが沢山あるんです!
そう、美肌を手に入れるためには、日々の生活習慣、食習慣を見直し、健康になることが一番の近道。その上で、外からのスキンケアで更なるサポートをしていきましょう。何度も見直し、しつこく実践、キレイな美肌をゲット!!
私個人的には、美肌のためにはクレンジングによるダメージを抑えることが何よりも重要だと実感しています。