美白コスメには本当に多くの種類がありますよね。毎日のケアによってシミやくすみの無い透明感のある肌が目指せるなら、ぜひ取り入れてみたいと思うものの、種類が多すぎて選ぶのに困ってしまうほどです。
そんなときは、自分のお悩みと相性のいい成分がしっかり含まれたものを探すのが一番早いですが、「最強の美白力」と言われている『ハイドロキノン』が気になるところ。
そこでビーグレンの『ホワイトケア』をチョイス。こちらはハイドロキノンとビタミンCを活用して集中美白ケアを可能にしたラインです。
この記事では、ビーグレン『ホワイトケア』をお試しした方の口コミ、あわせて「ハイドロキノン」のシミへの美白効果をチェックしてみましょう。
ビーグレン『ホワイトケア』トライアルセット
ビーグレン『ホワイトケア』のメインとなるセットアイテムは、『QuSomeホワイトクリーム1.9』と『Cセラム』という2つの美容液です。ハイドロキノンとビタミンC誘導体によるシミへの美白効果が期待できます。
『QuSomeホワイトクリーム1.9』
『QuSomeホワイトクリーム1.9』は、主に目立ったシミに対するケアが期待される美白専用クリームです。このクリームは美白美容液なのですが、アイテムとしては夜のみに使用する集中美白ナイトクリーム。
シミ、ソバカス、顔全体の透明感のアップを目指せるスペシャルアイテムです。なぜ夜だけの使用かというと、強力な美白成分『ハイドロキノン』が高配合されているからです。
そのため、目立ったシミやソバカスは無いけれど、肌全体が明るくなったらいいな…という目的の使用はあまり向いていません。どちらかというと「このシミを何とかしたい!」という積極美白向けのクリームとなっています。
低刺激性とシミへの効果の高さを実現
『QuSomeホワイトクリーム1.9』は、ハイドロキノンをQuSomeという特殊なナノカプセルに閉じ込めて肌の内部に届ける独自技術が使われているので、他のハイドロキノン配合のコスメに比べると刺激性が低いのが特徴です。
薬学テクノロジーを応用したビーグレンならではの優しい処方になっているので、肌の敏感な人にも使いやすいハイドロキノン高配合のクリームとなっています。その面で、ハイドロキノンでのケアが初めて、これまで他のハイドロキノンコスメが合わなかったという方にも使いやすい処方になっています。
ハイドロキノンの美白効果は高い評価を受けているものの、その刺激性から使いにくい部分もあるため、多くの美白コスメではハイドロキノン誘導体であるアルブチンが配合されています。アルブチンは、ハイドロキノンと糖類が結びついたもので、ハイドロキノン本体よりはマイルドに働き、こちらなら日中の使用も普通に可能です。ただ、その分作用が穏やかなので、効果実感までにかなりの時間がかかると言われています。
『QuSomeホワイトクリーム1.9』の場合、配合されているのはハイドロキノン本体でありながら、特殊なカプセルによって肌に刺激を与えづらいように処方されているため、誘導体の低刺激性とハイドロキノンの作用の強さの両面が実現されているのが大きな魅力の1つです。
『Cセラム』
特別なシミソバカス対策に限らず、全体の美肌ケアとしても使えるビタミンCをメインにした『Cセラム』。ビタミンCの美白力を利用した美容液で、特殊なカプセルの中にデリケートな成分を包み込むQuSomeテクノロジーにより、化粧品への配合が難しいピュアビタミンCを高配合(7.5%)してあります。
ピュアビタミンCの美白効果
- 紫外線ダメージを防ぎ、メラニン色素の発生を抑える
- メラニン色素の還元(無色化)を助け、排出を促す
ビタミンCの作用は肌全体のトーンアップも期待されるため、特別に目立つシミやソバカスが無かったとしても、透明感のある肌を目指したい人にはおすすめの成分です。
美白以外にも、
- 肌のコラーゲンの破壊を防ぐ
- 新たなコラーゲン生成をサポートする
- 過剰な皮脂の分泌をコントロールする
- 毛穴を引き締める
- 高い抗酸化作用による全体のアンチエイジング
などの美容効果が期待されているため、ハリツヤの低下、ニキビケア、毛穴ケア、エイジングケアなど様々な方面へのアプローチに使われています。
ビーグレン『ホワイトケア』トライアルセットをお試しした方の口コミ
実際に『ホワイトケア』のトライアルをした人や、『QuSomeホワイトクリーム1.9』の使用を続けた人の口コミをピックアップしています。
また、お試し段階では「効果なし」という口コミもけっこうありましたが、美白の場合は一週間のトライアルで効果を実感するのは難しいかもしれません。
『ホワイトケア』に配合されているハイドロキノンの美白効果とは?
ハイドロキノンはその作用の高さから、元々は皮膚科で専用に扱う医療用の美白成分でした。それが規制緩和でコスメへの高濃度配合が認められ、自宅で効果的な美白ケアも叶うようになりました。それは嬉しいことですが、その分自己責任で使う必要があるので、自分の肌状態を見ながらの使用がすすめられています。
今あるシミを漂白する
数ある美白成分の中で、ハイドロキノンが「最強の美白成分」と言われるのは、「表面にある色素沈着を漂白する作用がある」という点です。
他の美白成分は、肌全体のメラニン色素の発生や蓄積を防いだりターンオーバーによる排出を促したりする働きが中心ですが、ハイドロキノンの場合は、色素沈着の部分の表面にダイレクトで働き、色素を薄くする「漂白」の作用を持ちます。
漂白と言っても一般にある塩素系漂白剤のように肌を白抜きする働きではなく、イチゴや紅茶などにも含まれる食物由来のもので安全性は高いと言われ、美容医療でのシミ治療にも用いられていますが、効果が高い分だけ刺激が強いのがネックで、顔全体に使うのには向いていません。
そのため、「肌全体の透明感をアップしたい」「顔全体に散らばったソバカスを改善したい」という目的にはあまり適さず、境目がハッキリとしたようなシミをケアしたいときに向いているとされています。
ただ、色素は肌表面だけに沈着しているわけではなく、何層にもわたっている場合があるため、ハイドロキノンの効果でシミが薄くなっていくまでには時間がかかり、その間には新たなメラニン色素を発生させないための十分な紫外線対策が必要です。
また、ハイドロキノンを使い始めると、肌の生まれ変わりが促進されるため、肌の揺らぎや肌質によっては刺激を感じる可能性もあり、その部分が赤くなったり熱感をおぼえたり、皮がむけたりすることがあります。もしも刺激を感じたら、肌の状態に合わせて休み休み使う、量を減らす、使用を控えるなどの調整を行いましょう。
これはその作用が効いている証拠でもありますが、好転反応なのか肌に合わないことによる反応なのかどうかの見極めが難しいことがあるので、状態がひどい場合は皮膚科に相談することをおすすめします。
ハイドロキノンが使えない人
ハイドロキノンを使うと一時的に肌が敏感な状態になるため、それ自体の使用が向いていない人もいます。
- 妊娠中、授乳中の人
- 日常の紫外線対策を行う自信がない人
- 紫外線にあたるとすぐ肌が赤くなってヒリヒリするようなタイプの人
- 現在進行形のニキビがひどい人
妊娠中や授乳中は、普段よりも肌が刺激に対して警戒するため、ハイドロキノンの使用は向いていません。
また、ハイドロキノン使用中は普段よりも紫外線に弱くなるので、頑張って紫外線対策のできる状況の人に向いています。仕事上で夏の炎天下に肌をさらさなければいけない人やコマメな紫外線対策ができない場合には、ハイドロキノンを使用しない方が無難です。
元々の肌質がかなり紫外線に過敏な肌質の人の場合も、ハイドロキノンの使用がすすめられていません。そのようなタイプの人のシミケアには、ハイドロキノンの刺激を控えた誘導体アルブチンを使ったコスメでのケアの方が安心です。
ハイドロキノン使用上の注意点
- 使用中は紫外線対策に十分注意すること。
- 紫外線に敏感なタイプの人は、日中の使用を控え夜間のみの使用にすること
- ハイドロキノン使用時のスキンケアはいつも以上に保湿を心がけること
- 肌の敏感な部位や粘膜への使用はしないこと
- 肌に刺激を感じる場合は使用を控えること
ハイドロキノンがどうしても肌に合わない人もいるようですので、刺激を感じたら無理をせず使用を控えましょう。特に乾燥肌や敏感肌の方の場合、使い始めは夜でも刺激を感じることがあります。初めて使うときにはパッチテストを行い、お肌の反応を見ながら少量からの使用がおすすめです。
ハイドロキノン配合スキンケアを試した方の口コミ
ビーグレン『ホワイトケア』まとめ
シミやくすみのホワイトニング系のコスメは、期待できる効果の高いものほど肌との相性が分かれやすい傾向にあります。
しかも、ハイドロキノンは一時的に肌の質感が悪くなったように感じる場合もあって、他の保湿ケアなどと比べて判断が難しいアイテムですが、ビーグレンの『QuSomeホワイトクリーム1.9』は、ハイドロキノン入りのわりには優しい使い心地の方なので、他に比べると使いやすいと思います。
ハイドロキノン配合コスメの中では低刺激で使いやすく、私自身かなりの敏感肌なのでハイドロキノンは苦手でしたが、このクリームのお試しは問題なく使えました。
『ホワイトケア』のトライアルには『Cセラム』と『QuSomeホワイトクリーム1.9』の両方が入っていますが、どちらも合う人には「すごくいい!」合わない人には「刺激を感じる」と評価が分かれています。
両方使うことができればより効果的なアプローチが叶うのかもしれませんが、美白は無理のない範囲で地道に行うのがおすすめ。まずは価格の安いトライアルで試し、使用感がいい方を継続してみるというのもいいと思います。