春が近づいてくると、お肌も明るく美白をしたいなと思いますよね。けれど敏感肌の人は、美白用化粧品はピリピリして使えない…と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
敏感肌でも美白はあきらめたくない!という人のために、POLAの敏感肌専用美白化粧品シリーズ、ディセンシア『サエル』をご紹介します。
実は、私自身超敏感肌で、サエルシリーズのファンなんです。ディセンシアのラインの中でもこれが一番好きで、肌が白くなるというより「透明感が増す」感じがするんです。肌荒れや乾燥も改善され、みずみずしい質感に。
目立つシミを短期的に何とかしたい!というときには向かないと思いますが、敏感肌特有の肌質の向上と透明感のアップを目指したい人におすすめです。
敏感肌のシミと美白の関係
シミやくすみの原因としては、肌の一番表面である角質層のキメが乱れること、メラニン色素が過剰につくられ肌に沈着してしまうことなどがあげられます。敏感肌の人はそのどちらもがおこりやすい状態になってしまっていて、透明感を保つことがなかなか難しいと言われています。
角質層のキメの乱れ
肌の一番表面を守る角質層には、外からの異物の侵入を防ぎ、肌内部の水分の蒸発を防ぐ重要な役割があります。しかし、敏感肌の人はこの角質層のキメが乱れやすく、外からの刺激に弱く内部の水分は蒸発しやすくなって乾燥し、さらに角質層のバリア機能が弱くなってしまうという悪循環になります。
そのため、肌の表面がなめらかでは無く光が上手く反射しないので、実際の肌の色より顔色が暗く見えてしまいます。
また、バリア機能が弱いために肌の細胞がダメージを受けやすく、新しい肌への生まれ変わりもスムーズに行われません。結果的に表面には古い乱れた角質細胞が残り、ゴワゴワとくすんだ肌質感になってしまいがちです。
メラニン色素の沈着
肌をくすませるもう1つの大きな要因としては、メラニン色素の沈着があげられます。もともとメラニン色素は、肌内部の細胞を紫外線から守る大切な働きをするもので、本来は肌の新陳代謝であるターンオーバーによってはがれ落ちていきます。
しかし、ターンオーバーの力が弱くなったり、肌に強い刺激を与え過ぎてメラニン色素が過剰につくられてしまったりすると、メラニン色素が排出されずに肌に残って沈着してしまい、シミの原因となります。
敏感肌の人は、わずかな紫外線であっても強い刺激と感じ、メラニン色素が過剰につくられやすくなります。
また、紫外線による刺激だけではなく、肌をこする、風やほこりなどの外部刺激も敏感肌の人にとっては負担となり、肌が過剰にメラニン色素をつくり出す原因となってしまいます。妊娠中のシミが気になる人も増えています。
くすみやすいのに美白がしにくい敏感肌
以上のような理由から、敏感肌の人は丈夫な肌の人に比べ、どうしてもくすみやすくなります。その結果、お肌の透明感が失われやすくなります。しかし、美白のための化粧品は通常のものよりも刺激になりやすく、敏感肌の人にとっては使いづらいという難点があります。
そのため、敏感肌の人はくすみやすいのに美白がしにくい…というジレンマにおちいり、悩んでいる人も多いわけです。そのような敏感肌の人のために開発されたのが、ポーラ・オルビスグループの敏感肌専用ブランド『ディセンシア』の『サエル(saeru)』 シリーズです。他の美白化粧品とどこが違うのでしょうか。
ディセンシア『サエル』シリーズとは?
『サエル』シリーズは、ディセンシアの基本シリーズ『つつむ』、エイジングケアシリーズ『アヤナス』の姉妹製品。ディセンシアはどのシリーズも口コミでの評価が高いです。
「敏感肌や乾燥肌にも安心して美白を実感してほしい」という思いからできた美白重視のラインナップ。湿疹やかゆみ、肌荒れがあっても安心して使える基礎化粧品なのです。
そして、肌に優しいだけでなく、敏感肌でくすみやすい肌でもホワイトニングケアが可能なところがすごいところです。普通は、シミやソバカスなどの黒ずみを解消するには刺激の強い成分が必要となります。
このサエルは肌に刺激もなく、それでいてシミやソバカスが目立たなくなります。湿疹などの跡が黒ずんでしまった人にもおすすめです。では、サエルの効果や特徴をもう少し詳しくご紹介しましょう。
ディセンシアの基本スタイル
ディセンシアは、敏感肌専用ブランドをうたっているだけあって、敏感肌に特化した独自の技術をつかっています。それが、ヴァイタサイクルベール。ベントナイトという保水力の高い物質を応用した人工膜で肌をおおい、本来のバリア機能を失った敏感肌を外部刺激から守ってくれる処方。これはディセンシアオリジナルの特許技術です。
敏感肌におこる悪循環をヴァイタサイクルベールによって断ち切り、肌本来のバリア機能が回復するのを助けてくれます。『サエル』シリーズにもこのヴァイタサイクルベールの処方がつかわれており、「守りながらの美白」が可能です。そのため、敏感肌の人でも安心して使える仕上がりになっています。
美白成分が効きやすい土台づくり
いくら優れた美白成分を補っても、肌自体にそれを受け入れる土台がなければ意味がありません。敏感肌の人の場合は積極的に美白成分を補う前に、肌の土台づくりが大切になります。『サエル』のシリーズでは、この土台づくりに力を入れています。
セラミドの力
敏感肌の人に不足しがちなのが、うるおいを守る働きのあるセラミドです。このセラミドは肌の保水力やバリア機能にとっては非常に重要ですが、敏感肌や乾燥肌の人は、平均よりもセラミドの数が少ないことがわかっています。
一口にセラミドといっても様々な種類があります。『サエル』のシリーズでは、もっとも角質層の構造を整える力のあるアシルセラミドを産生する白様雪(びゃくようせつ)を配合。白様雪は、美白効果で知られるハトムギから抽出された成分です。
アシルセラミドは、角質層のラメラ構造という細胞間脂質の配列の乱れを整えてくれます。ラメラ構造が整った肌は、バリア機能や保水力を発揮することができます。
敏感肌へ特化した美白サポート成分配合
「美白」と言っても、人によって、目指している方向性は様々です。ザックリ分けてみると、
- とにかく高いレベルで白くなりたい!
- ピンポイントで改善したい目立つシミがある
- 刺激が強くても効果が高い方がいい
- 即効性を期待したい
- 今より透明感がアップしたらいいかな?という感じ
- ピンポイントより全体のくすみケアがしたい
- 美白成分は刺激の少ないものがいい
- 即効性よりジワジワした優しいケアがいい
- 長い目でシミのできにくいお肌を目指したい
こんな感じで、積極派と、じっくり控えめ派では、美白に求める効果の高さが全然変わってきます。積極派の人が使うと、「あまり効果を感じない!」と辛口の評価につながりやすそうです。
高いレベルで比較的速く確実な効果を得たいと思ったら、漂白作用に近いハイドロキノンや効果の強いビタミンC誘導体などが入った商品の方が向いていそうな気がします。
強力な美白成分の代表ハイドロキノンの美白は、「今あるシミの色素に直接働きかけ、比較的速くはっきりとした漂白効果が期待できる」仕組みです。
また、美白成分の定番ビタミンC誘導体は、「メラニン色素発生の原因になる紫外線ダメージによる活性酸素を抑え、その場で発生するメラニン色素を減らす」仕組みです。
『サエル』のシリーズでは、敏感肌だからこそ必要な美白サポート成分を配合しています。ハイドロキノンの即効性やビタミンC誘導体の強力な酸化防止力があるわけではないので、効果の高さとしては実感が得にくいかもしれません。
けれど、お肌におだやかな作用で、じわじわとシミのできづらい状態に導いてくれることが期待される成分です。
コウキエキス
中国では甘茶と呼ばれる植物。解毒・鎮静作用に優れ、敏感肌におこる刺激因子を取り除き、炎症をしずめる効果が期待できます。
ムラサキシキブエキス
高い抗酸化力を持つムラサキシキブの果実から抽出。夜間の肌修復を助けるものとしてクリームに配合されています。
アルニカエキス
アルニカ(セイヨウウサギギク)の花から抽出。高い抗炎症作用と血行促進作用が知られています。
メラニンの黒化を抑える美白成分
『サエル』シリーズは、肌を刺激から守り、天然成分によって肌の土台づくりをした後に、美白成分が入るような仕組みになっています。だから、敏感肌の人でも安心して使えます。
美白有効成分としては、信頼性の高いアルブチン。アルブチンは美白効果の高いハイドロキノンの誘導体で、ハイドロキノンよりはずっと穏やかに働き、刺激性の低さが特徴です。
美容液には炎症抑制と美白が同時に期待できるトラネキサム酸配合。化粧水とクリームには肌荒れを予防するグリチルリチン酸2Kが薬用配合されています。
メラニンの黒化を抑える美白成分も、ポーラ研究所オリジナルの安全性の高いエスクシドを採用。メラニンが黒くなってしまう酸化現象をおさえ、メラニンの生成を防ぎます。
また、すでに黒化したメラニンをもとの状態に巻き戻すハイスピードメラリターンの処方により、今あるシミにも効果が期待できる製品となっています。
美白コスメは、即効性があったりわかりやすい効果が期待されたりするものほど刺激が強い傾向があります。『サエル』は、どちらかと言えばじわじわとした優しい効果で、顔全体の美白に長期利用する目的が向いていそうな気がします。
私の『サエル』体験レビュー
トライアルセットの内容は化粧水ローション、クリーム、化粧下地の3セットです。私が試した時の感想をご紹介します。
化粧水はホワイトニングローションクリアリストと言って、少しとろみのあるローションです。美白有効成分がメラニンの生成を抑え白い肌へ導く美白化粧水。使用してみると、まったくヒリヒリしなくて、肌が水分を吸い込んだ感じがして気持ち良かったです。
クリームのホワイトニングクリームクリアリストは、すごく伸びの良い柔らかいクリーム。肌なじみが良く、塗った瞬間から肌がぷるんとするのが分かります。翌日も肌が潤ったままで、水分がしっかり保湿されていました。
化粧下地のホワイトデイミルククリアリストは、薄いベージュの化粧下地。日中の紫外線対策に十分なSPF28PA+++。刺激や負担もなくお肌の透明感をアップさせてくれます。BBクリームのようにこれ一つで4つの働きをするということで、私はこれの上からパウダーをはたいてベースメイク完了です。
そして化粧品の好き嫌いが分かれるのが香りですが、サエルはナチュラルな微香なので香水の邪魔もしないし、飽きません。まだ使い始めて3カ月ぐらいなのですが、嬉しかったのは、最近では会う人に肌の調子よくなってきたねと言われます。
他の使用者の口コミは?
- 「全体の透明感がアップした感じです。友人がほめてくれたので、使い続けてみたいです」
- 「シミへの効果というより、くすみが薄くなった気がします」
- 「優しい使い心地なので気に入っています」
- 「美白効果としてはもっと高いものがある気がするけど、使用感が好きです」
目立つシミに確実な効果を期待するなら、たしかに強力な美白作用のあるタイプが向いていると思います。ただ、そのようなタイプの美白コスメは、お肌の敏感な人には強すぎて肌を傷つけてしまうことも。
敏感肌でかゆい時でも安心して使える!
これまでで一番肌が綺麗
敏感肌の人は肌荒れによる炎症をくり返しやすく、その後が色ムラや色素沈着となることが多いですよね。それに、微弱炎症が慢性的に続くと肌をくすませる物質が産生されることが研究では指摘されています。
敏感肌だとくすみやすい。シミや赤みができやすい。だけど、美白アイテムは怖くて使えない…ジレンマ。私自身がかなりの敏感肌なので、その悩みは痛いほどわかります。
そんな敏感肌の悩みに応えるべく開発されたのが、敏感肌専用美白ラインのサエルです。このラインの特徴は、「単純に肌に優しい美白成分を使っている」だけでは無いというところです。一般的な紫外線に対する美白だけでなく、敏感肌特有の炎症によるくすみに着目し、炎症をおこしにくい状態に整えながら、くすみの原因となる酵素などにアプロ―チします。
色ムラが減って透明感が出てきた
サエルの口コミでは、美白効果はもちろんですが、全体の使用感の良さを評価する口コミが多いのが特徴です。敏感肌の人にとっては、安心して使い続けられなければ効果が高くても意味がありませんよね。サエルは敏感肌特有の赤グスミ、糖化による黄グスミ、色ムラなどにも対応しています。
美容液は成分が濃いため一番効果が期待できるアイテムですが、その分肌状態によって刺激を感じることがあるかもしれません。敏感肌の人の美白は、とにかく無理をしないこと。とくに生理前後や季節の変わり目などは敏感になりやすいので、肌の様子を見ながら少しずつ進みましょう。
ニキビ跡が薄くなってきた
ディセンシアの基本は「つつむ」のラインです。あちらは基本の保湿&保護だけに絞ったシンプルラインで、お値段もリーズナブルです。口コミにも書かれている通り、つつむの方は浸透を抑え、名前通り肌を包んで保護するようなイメージの使用感です。
サエルの方にも保護強化のつつむ処方は生かされていますが、つつむよりは浸透する感じがします。保湿力はしっかりしていますがみずみずしいテクスチャーで、夏にも使いやすいと思います。私は冬でも使いましたが保湿の方も問題ありませんでした。
肌バランスも同時に改善されてきた
ディセンシアのシリーズは、敏感肌の人に限らず、乾燥肌、混合肌の人にも愛用者が多いようです。とくにサエルはさっぱり感としっとり感が同居した絶妙のテクスチャー。季節・肌質問わず、幅広い人に使いやすいラインと思います。
総評
辛口のコメントの中には、「使い続けたけど何の効果も感じなかった」というものも。残念ながら、シミの原因には様々なものが絡むので、上手く合わないということもあり得るでしょう。
また、いくら効果の高い美白コスメを選んだとしても、肝心のUV対策の方が抜けていると、浴びる紫外線量の方が勝ってしまって美白コスメの効果も追いつくことができなくなってしまいます。
シミは、予防が大切です。体質的にシミができやすい人とできにくい人がいますので、できやすい人は、とくに紫外線対策の重要性が増します。それに加え、女性はホルモンの関係でシミが増える時期があったり、ストレスや睡眠不足によって増えたりする場合もあります。
元々、メラニン色素は、お肌のダメージを守るために発生するものです。シミが増えるのは、ダメージを受けやすい肌質、全身の健康状態、ホルモンのバランスなど様々なことが関わっています。
『サエル』は、長い目で見たじっくりした美白効果を狙うならよい商品と思いますが、日常生活の中で避けられそうなダメージが無いか、UV対策や栄養バランスなども合わせて見直してみると、より効果が実感しやすいかもしれません。
まずはお試しから初めてみましょう!
以上のように『サエル』シリーズは口コミでの評判も上々です。数ある化粧品の中でもトップクラスで評価が高いものとなっています。
- 「美白化粧品なのにピリピリしない」
- 「しっとり感が長持ちする」
- 「肌荒れしなくなった」
- 「使い始めてから透明感が出てきた」
…など、優しい使い心地で保湿効果もありながら使える美白化粧品として、多くの敏感肌・乾燥肌の人から支持を得ているようです。とはいえ、化粧品の効果実感、使用感には個人差が大きいので、まずは自分で試してみたいですよね。
ディセンシアの公式ホームページでは、初回の人に限ってお得なお試しキャンペーンを実施中です。
『サエル』シリーズの中でもメインとなる基本の3セット10日分
- 薬用美白化粧水
- 薬用美白美容液
- 薬用美白クリーム
10日間試せば、自分の肌に合うか合わないか、何となくはつかめてきますよね。敏感肌だけど美白がしたい、これまでどの美白化粧品も合わなかったという人は、この機会に1度試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
敏感肌専用美白化粧品『サエル』シリーズの特徴をご紹介しました。伝統あるポーラ化粧品の研究技術を敏感肌に特化させたディセンシアは、その研究実績で賞を受けるなど、敏感肌向け化粧品の最先端を行くブランドです。
敏感肌の人にとって、春から夏にかけての日差しもなかなか厳しいですよね。「守りながら美白」の『サエル』の力をぜひ実感してみてください。
敏感肌なので、化粧をする度にヒリヒリしたり、赤くなったり、パウダーをつけたあとに肌がひび割れをおこしていたのですが、使い続けるうちになくなってきました。首や目元にあった黒いシミも薄くなってきました。肌のターンオーバーが整ってきたのを感じています。
実は商品のデザインが綺麗だなっていうのもあって、嬉しくなって迷わずにまずトライアルセットを購入してしまいましたが、予想以上に中身が本物と感じました。すぐに通常サイズの商品も購入しました。今までは、敏感肌・乾燥肌ということもあって、半分あきらめていたのです。
でも、サエルなら化粧やスキンケアが本格的に楽しめるし、肌荒れのせいでシミや黒ずみになってしまっていた部分の美白ケアもできる。人と会うことに自信が持てるようになりました。もしこれを読んでいる敏感肌・乾燥肌で悩んでいる方は、騙されたと思ってまず使ってみて欲しいと思います。