乾燥肌や敏感肌におすすめの肌に優しいファンデーションはどれ?

乾燥肌や敏感肌におすすめの肌に優しいファンデーションはどれ?

  • 何をつけても肌がピリピリしてしまう…。
  • メイクをすると肌荒れがひどくなる…。

敏感肌や肌荒れの人は、メイク用品選びも難しいですよね。とくにファンデーションは、色合わせなどもあるのでなかなか合うものが見つかりにくいものです。

ファンデーションは本来一人一人が持っている肌質や肌トラブルをカバーし、よりナチュラルで透明感のある肌に仕上げる事が出来ます。しかし、間違ったファンデーション選びをしてしまう事で粉浮きや白浮き、厚塗りなどのかえってマイナスなイメージを与えてしまう事もありますので、自分に合うファンデーションを選ぶ事がとっても大切なのです。

最近は外的要因によって乾燥肌を招きやすい環境と言えます。夏は冷房・冬は暖房など、どこでもエアコンが使用されていたり、外に出ると強い紫外線を浴びる…など。更に30代40代と年齢を重ねていく事でも肌の乾燥が進み、深刻な乾燥肌に悩まされている方も多いと言います。

そもそも肌が乾燥するのはどうして?

そもそも肌が乾燥するのはどうして?

冒頭で述べた様に、外的な要因で乾燥する事も多いですが、これらはスキンケアをしっかり行い、保湿を心がける事や紫外線を浴びないようにUV対策をしておくなどの対策を行う事で、肌の乾燥は軽減できます。

内的要因による肌の乾燥とは、紫外線を浴び続けて肌が老化した状態になり、肌そのものの水分が減少してしまったり、加齢によって保水力が低下する事によって乾燥肌を招いてしまいます。

ちょっと難しいかもしれませんが、ここで肌が乾燥するメカニズムを皮膚科学の観点からみてみましょう。

肌は大きく分けると外側から表皮、真皮、皮下組織の3層になっています。更に細かく分けると、表皮と呼ばれる部分は外側から角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4層に細かく分かれています。

次の真皮層も外側からメラノサイト、基質、コラーゲン&エラスチン保有層、繊維芽細胞となり、最終的に皮下脂肪になります。

ターンオーバー(=肌の再生サイクル)が正常に働く事で、角質層にあるセラミドなどの細胞間脂質が細胞同士をしっかりと結ぶ役目を果たし、肌を保水しています。この細胞間脂質が肌の水分保持に大きく関係しており、乾燥を防ぐ最も重要な役割なのです。

しかしターンオーバーは年齢と共に機能を下げてしまい、その結果肌が乾燥しやすい状態になってしまうので、この部分にしっかりと保水できるスキンケアを心掛けることが大切です。

敏感肌の人が増えている傾向

敏感肌の人が増えている

私が敏感肌について調べて感じたのが、スキンケアのお悩みサイトを観ていると、お肌に何かしらのトラブルを抱えている人が意外にも多いということです。肌悩みの種類もそれぞれですが、特に多いのが『乾燥肌』

これはよくありがちで、誰しも冬になれば大なり小なりお肌が乾燥するというのはあるかと思いますそして次に多いのがアトピーをはじめとする『敏感肌』。これらは肌質によって個人差がある肌トラブルで、季節を問わずに一年中悩まされている人も多いです。

乾燥肌や敏感肌は、健康的な肌よりもバリア機能が弱く、ちょっとした刺激や紫外線ですぐに肌荒れ・炎症を起こしてしまいます。原因として、もともとの体質であるのはもちろんですが、食生活やストレス過多から肌荒れにつながっていることも関係しているようですね。

そして、肌トラブルを抱えている人が増えている割に、化粧品は見た目を良くすることを優先して作られたものばかり。使ってみたら「自分のお肌に合わなかった…」という残念なことも多いです。メイクをした時の見た目がいくら良くなっても、素肌の状態がどんどん悪くなってしまったら、とても継続して使う気にはなれません。

ファンデーションの種類

ファンデーションの種類と特性

いくらスキンケアで充分な保湿ケアを行っていても、間違ったファンデーションを使用する事で肌は更なる乾燥を招く恐れがあります。自分の肌質に合ったファンデーションを選ぶためには、まずはその特性を知る事が大切です。

ファンデーションは大きく分けて以下の種類があります。

  • パウダーファンデーション…コンパクトやパレッドに入っており、固形パウダー状のもの。
  • リキッドファンデーション…小さなボトルに入っており、液状のもの。
  • ミネラルファンデーション…パウダー状になっているもの。
  • クリームファンデーション…クリーム状になっているもの。
  • エマルジョンファンデーション…ややクリーム感のある固形。

乾燥肌の方は粉浮きを気にする事から、比較的リキッドファンデーションやパウダーファンデーション、クリームファンデーションなどの油分を多く含んでいるタイプを使用している方が多いと言われています。

しかし、使用感はもちろん、肌トラブルなども乾燥肌と一言で言っても様々なタイプがあるため、状況に応じてこれら以外のものを使用することも考慮しましょう。

なぜ敏感肌には合うファンデーションが少ない?

なぜ敏感肌には合うファンデーションが少ない?

敏感肌は、お肌が敏感になっている状態です。でも、なぜ敏感になっているかをご存じですか?根本の原因はさまざまですが、「敏感肌」という状態自体は共通のもの。敏感肌とは、「バリア機能の弱い肌」です。本来お肌は、外の刺激から自分を守る強いバリア機能を持っています。

角質細胞を表面にみっちりと積み上げ、水分と油分を肌の内部に維持し、さらに外側を皮脂膜でラッピング。この状態であれば、少々化粧品の刺激が加わっても、それに負けることはありません。

しかし、敏感肌や肌荒れでは、このバリアが非常に弱い状態にあります。体質、年齢、生活習慣などが影響していると言われています。また、普段は普通の健常肌の人も、ホルモンバランスやストレスの影響でお肌の機能が弱まり、一時的に敏感肌になることがあります。

バリア機能が弱いということは、肌のデリケートな部分がむき出しに近い状態。内部の水分は蒸発して乾燥がすすみ、外からの刺激には簡単に反応してしまう…それが敏感肌や肌荒れです。そのため、健常肌の人に比べ、合う化粧品の幅はとても狭くなりがちです。

バリア機能の弱い敏感肌には、本来、刺激になりやすいファンデーションは避けたいところですが、まったくのノーメイクで過ごすばかりというわけにもいきませんよね。そんな敏感肌でファンデーションを選ぶときに気をつけたいポイント…それは、

  • 刺激はできるだけ少なくする
  • クレンジングがしやすいものを選ぶ

この2点を意識してみましょう。化粧水やクリームなどの基礎化粧品は敏感肌や乾燥肌でも使用できる低刺激のものが出ていますが、ファンデーションはありそうでないというのが現状です。基礎化粧品なら塗り薬のような処方で作ることもできていますが、ファンデーションはそうもいきません。

肌に優しいファンデーションとは?

肌に優しいファンデーションとは?

ファンデーションはパウダーやリキッドタイプなど様々なタイプがありますが、肌に色を付ける色素原料なので、当然ながら肌に良いというものではありません。どちらかと言えば、肌に悪い物質

そして肌トラブルは、言い換えれば傷口と同じです。傷口に化粧品を塗れば当然刺激が強すぎてしまい、刺激はもとよりお肌にダメージを与えることになってしまいます。

お肌の状態を良くするために化粧品にこだわっても、肌に合わなければ結果的に肌荒れを起こしてしまい、本末転倒なのです。敏感肌や乾燥肌などの肌トラブルには専用の低刺激処方の化粧品を使わないと、付ける度に肌荒れを起こしてしまいます。

肌荒れを悪化させないためにも、敏感肌専用のファンデーションを選ぶことが大切です。

ミネラルファンデーション

敏感肌の人で、なおかつしっかりとカバーがしたい、色合わせにもこだわりたいという場合は、ミネラルファンデーションの活用もおすすめです。ミネラルファンデーションは、酸化鉄、酸化チタン、酸化亜鉛などの天然鉱物からつくられたもので、お肌に負担をかけづらいと言われています。

皮膚科の治療後に使われることもあり、お肌が弱い人には全般的におすすめです。質感も軽く、そのわりにカバー力もそこそこあります。メーカーによっては、カラーバリエーションも非常に豊富です。

中には、スキンケア効果もあってつけたまま寝てもOKという商品もあります。ただ、いくつかネックもあります。まず、ブラシでつけづらい。専用のブラシが意外に硬いしっかりとしたものが多く、私はその刺激が痛い…と感じました。そんなときは、自分で合うブラシを探しましょう。

柔らかなパフでつけられるタイプのものは、つけるときに粉が散乱し、髪や服についてしまうことがあります。外出先での化粧直しにはあまり向いていません。

ルースパウダーはクレンジングが簡単で肌負担になりにくい

乾燥対策の面では、乳液・ミルクタイプのものが優れていますが、刺激を少なく、クレンジングしやすく、仕上げをきれいにという面では、ルースパウダーもおすすめです。ルースパウダーは、普通のパウダーファンデーションよりも細かい粉末のふんわりしたお粉です。

敏感肌の人は肌が荒れやすく、表面がガサガサしたり赤みが出たり、ファンデーションが上手くのらない状態になりがちですよね。そこに重たい質感のものをのせてしまうと…ファンデーションが浮きやすくなり、ガサガサやブツブツ、お肌の荒れた感じもかえって目立ってしまいます。

敏感肌のときには、カバー力の高いマットな質感のものはおすすめできません。むしろ、軽くふんわりと肌にのせる程度のルースパウダーの方が、肌はきれいに見せることができます。

パウダーをつけるときは、できるだけ柔らかなパウダーブラシで、肌をすべらせるように軽くはたくと、刺激も少なく、全体にのせることができます。外で直すときは、なるべく優しい質感のパフを選び、肌を強くこすったりたたいたりしないようにしましょう。

敏感肌専用の化粧下地もある

敏感肌や肌荒れの人がファンデーションを使う場合、下地で保湿はしっかりとしておきましょう。敏感肌専用の化粧下地には、弱ったバリア機能を補う働きがあります。

お肌に直接ファンデーションを塗ってしまうと刺激が強くて乾燥がひどくなるので、保湿力やカバー力のある下地を使うようにしましょう。BBクリームのように下地自体に色のついているものなら、ファンデーションが不要な場合があります。

普段はそれだけで過ごし、しっかりメイク風に仕上げたいときは、上からパウダーを薄くはたいたり、ファンデーションを重ねたり。敏感肌の人は、メイクもできるだけシンプルにすませられた方がいいので、日常のファンデーション代わりに使える敏感肌用の下地、1つあると重宝します。

BBクリームは、もともと手術などの傷跡を隠すために医療用として開発されたファンデーションクリームです。それを化粧品に応用し、化粧水のあとはひとつでスキンケアとベースメイクが同時にできる『オールインワンタイプのファンデーション』として大ヒットしました。

BBクリームに含まれるファンデーションは、乳液や美容液、UVカットなどの「基礎化粧の役割」もありつつ下地も含まれているので、お肌に悪影響が少ないと言えます。まさに肌に優しいベースメイク。肌トラブルを抱えた人のファンデーションとしておすすめなのです。

「天然」「オーガニック」「無添加」

肌に優しい化粧品となると、「天然」「オーガニック」「無添加」というフレーズが浮かんできます。けれど、これが必ずしも自分のお肌に優しいかどうかはわからないのです。

たしかに、合成界面活性剤や石油系の合成油は、お肌の刺激になりがちです。安定剤や防腐剤の類も、お肌の刺激になる可能性があると言われています。

ですが、自然成分も、刺激という面では同じなのです。オリーブオイルなどの天然油脂は、意外と肌負けをおこす人がいます。体にいいとされている食べ物でアレルギーをおこす人がいるのと同じで、お肌が何を刺激と感じるかは個人差があります。

また、安定剤や防腐剤を使わない商品では、管理の状態によって品質が変化しやすく、扱いが難しくなります。適当に放置しておくと、油分が酸化したりすることもあります。

肌がとても荒れている人の場合は、天然の油分より、安定した化学合成油分の方が優れていることもあります。一番大切なのは、自分のお肌に確かめてみるということです。敏感肌用のファンデーションは、ほとんどの場合サンプルが用意されています。通販商品なら、お試し後の返品が可能なものが多いです。

敏感肌の人は店頭で少し試したくらいではお肌に合うかどうかがわかりません。とくにファンデーションは、付けた当初はよくても、時間とともに乾燥したり、荒れてしまったりということがおこります。

お試しは時間をかけてじっくりと行いましょう。

使用感もチェック

個々によってどの様なテクスチャーを望んでいるのかは違うため、使用した際の肌感によって選びます。例えば軽い感触と重い感触を求める方では選ぶファンデーションも異なってきます。サラッと感を求めるかこってり感のある物を好むのかによっても違います。

サラッと感を求めている方が油分たっぷりのファンデーションを選んでしまうと肌の感触がこってりと重くなってしまうため、違和感を感じてしまいます。

まずはファンデーションが油性か水性かを見分け、好みの質感を選びましょう。油性と水性の違いは、ファンデーションに水を落とした際、油性は水を弾くためすぐに見分けられます。

油性にも2タイプあります

一つは普通の油性タイプでクリームファンデーションの多くがこのタイプになります。もう一方が油性乳化型と呼ばれている物で、リキッドファンデーションや一部クリームファンデーションなどがあります。

両者の違いは油性の方がこってりと重い感触なのに対して油性乳化型は油性よりやや軽い感触となります。

乾燥肌・敏感肌に適したファンデーション

乾燥肌・敏感肌に適したファンデーション

ファンデーション選びで最初に悩むのが、リキッドやクリーム状のものか、パウダー状のものかというところですよね。敏感肌は乾燥もひどくなるので、本来はリキッドタイプのものを選びたいところ…しかし、リキッドタイプの難点は、

  • 塗る刺激が強い
  • クレンジングがしにくい

この2点です。リキッドタイプをしっかり肌に密着させるにはパフを使いますが、このパフでお肌をこするのは思った以上に刺激を与えます。

また、油分が多くしっかりとした質感のものは、クレンジングもしっかりしなければ落とせません。敏感肌にはクレンジングも負担なので、できれば軽く落としやすいものを選びたいものです。

乾燥対策でリキッド状のファンデーションを選ぶ場合は、水分の多めな乳液タイプ、ミルクタイプのものを選びましょう。敏感肌専用のブランドの商品がおすすめです。お肌の負担になりやすい成分を除き、優しい処方になっています。

質感が柔らかいので指でぬることができ、表面のデコボコも目立ちにくく仕上げられます。

乾燥肌で軽い仕上がりを求める人はリキッドファンデーションやクリームファンデーションの油性乳化タイプのものを選ぶと良いでしょう。軽い質感ならリキッドファンデーション、しっかり感を求める方はクリームファンデーションがおすすめです。

季節によって乾燥してしまう方は、パウダーファンデーションの水ありタイプを使用する事で1つのファンデーションで対応する事が可能です。

ファンデーションにさらに保湿成分を求めるのであれば、先にも少し触れましたが、コラーゲンやセラミド、レシチンなどの保湿成分が含まれているタイプのものを使用すると、より肌のしっとり感を得る事ができます。

混合肌はファンデーションを使い分けるのがおすすめ!

混合肌はファンデーションを使い分けるのがおすすめ!

混合肌のスキンケアは「適度な脂分」「保湿」がポイントで、それによってファンデーションのノリ・馴染みもよくなります。部位によって状態が違うため、それぞれに使う化粧品が違うのでその分手間が掛かりますが、部分ごとに丁寧なケアをすれば肌荒れ・大人ニキビ・皮膚炎を抑えた綺麗なお肌を維持する事が出来ます。

Tゾーン・Uゾーンと部位によって状態が異なる混合肌には、「2種類のファンデーション」を使い分けるのがおすすめです。具体的には、顔全体には「リキッドファンデーション」をしっかりと塗り、皮脂腺が多い部位には皮脂崩れを防ぐ目的で「パウダーファンデーション」をはたきます。

この様に、「部位に応じたファンデーション使い」が混合肌と上手に付き合うスキンケア方法です。

ベースメイクには「リキッドファンデーション」

リキッドファンデーションは、脂分が多くテカってメイクが浮いてしまうTゾーン・乾燥しがちな頬などのUゾーンなどにおすすめ。

それ以外の乾燥が気になる部位については、状態にもよりますがパウダーはつけない・ついているかどうか分からない程度に留めておくと安心です。

製品によってはベールを掛けた様な上品な仕上がりにもなりますし、厚みも比較的薄いので化粧もしやすいと評判です。

テカテカしてしまう部位には「パウダーファンデーション」

額や鼻筋などのテカりが気になる部位には「パウダーファンデーション」がおすすめです。パウダーファンデーションは、名前の通り粉状のファンデーションで毛穴のカバーやテカり防止などに効果があります。

また、気になる所を見つけたらサッと塗る事が出来る事もポイントです。サイズも比較的コンパクトなので、価格面でも安心でコストパフォーマンスが高いと女性からも好評を受けています。

パウダーファンデーションを使っている女性からは「これを塗るとお肌の透明感が際立って、お肌が若返った様な気がする」「時間の経過とともうっすら艶が出る事もポイント」と、気に入っている口コミが多いです。

使い方や仕上げも重要

使い方や仕上げも重要

ファンデーションを使用する際、多くの方がパフやスポンジを使用しますが、実はここに乾燥を招くNG行為がある事をご存知でしょうか?忙しい時などについやりがちなのが、肌にこするようにしながら付けること、これNG行為です。

擦ってしまう事で肌を傷つけてしまい、表面からも乾燥を招きやすくなってしまいますので、あくまでもファンデーションを付ける際には叩き込むようにしてパフやスポンジを使用しましょう。

また、リキッドファンデーションやクリームファンデーションを使用した後そのままにしてしまう方も多いですが、さらにひと手間かける事でシミやシワをしっかりカバーしながらもナチュラル感のあるメイクをすることが出来ます。

ファンデーションを塗った後、さらにその上からパウダータイプのファンデーションやミネラルファンデーション、おしろいなどを併用します。

使用する際にはブラシを使って顔に塗っていきますが、この際にパウダーを直接つけるのではなく、一度手のひらやティッシュなどで取りすぎた粉を落としてから軽くブラシで顔全体に塗布します。

使用するパウダーの中にラメが入っている物を選ぶとより軽い仕上がり感が得られます。場合によっては顔のパーツごとにラメ入りとそうでは無い物を使い分けるのも良いでしょう。