女性が化粧をする時に切っても切り離せない存在なのが「化粧下地」という存在。ファンデーションを塗る時に、化粧下地を使ってないなんてことはありませんよね!?ファンデーションの前にまずは化粧下地です。化粧下地を塗ることで、ファンデーションの密着度合いや化粧の持ちが変わります。
化粧下地の選び方は、乾燥肌が気になる方は保湿成分の入ったもの、脂性肌の方はオイルフリーのもの、しみ・くすみの気になる方はイエローベース、お肌の赤みが気になる方は青みベースの化粧下地など、肌質や肌トラブルに合わせた化粧下地を選んでくださいね。
化粧下地が違うだけで、ファンデーションの効果も、化粧の持ち・ヨレも、お肌への負担も全然違ってきます。下地の質の良し悪しでその日の化粧のノリや持ちが変わるのです。
今回はそんな化粧下地の種類や自分にあった選び方をご紹介していきたいと思います!
化粧下地にはどんな効果があるの?
確かに化粧下地をつけなくても、ファンデーションはお肌にのることはのります。しかも、ファンデーションの中でもリキッドファンデだったら、なんの問題もなく塗れますよね。でも、化粧下地をつけた方がファンデーションがしっかり密着するので化粧の持ちがよくヨレにくいんです。
化粧下地によっては日焼け止めの効果があるものや、くすみやシミ・そばかすなどを目ださせなくする効果のあるもの、顔の赤みを消してくれるものなどもあるので、自分の顔の望む効果の化粧下地をつけると相乗効果でファンデーションの機能も上がります。
それに、化粧下地には「お肌を守る」という役割もあるのです。ファンデーションにはどうしてもお肌の負担になる成分が含まれている場合があります。その成分が毛穴から肌に浸透していくと、炎症をおこしてかぶれやニキビなどの原因となってしまうことがあるんです。
ですから、ファンデーションの肌への負担や刺激物の肌への浸透を防ぐためにも、化粧下地はしっかりの塗ったほうが絶対的にいいんです!
- 「シミやくすみが無い透明感のある明るい肌になりたい!」
- 「シワやたるみが目立たず、若々しいお肌に見せたい!」
- 「毛穴レスのなめらか肌にしたい!」
- 「長時間化粧崩れせず、潤いが続くお肌になりたい!」
こんな風に、シミ・くすみ・しわ・たるみ・乾燥に悩まされている方に特におすすめです。
下地を使うメリット
ナチュラルメイク派の方で、あんまりファンデーションはつけたくないけど顔のくすみが気になるという方は、化粧下地をひとぬりするだけで素肌のようなのに美肌感がでるため、厚塗りしなくても美肌を演出することができます。
日焼け止め対策もばっちり
化粧をしない日でもちょっとしたお買い物などでしっかり紫外線対策をしたいという方にとってもいいですよ。従来の日焼け止めクリームなどは日焼け対策はできてもスキンケアという概念があるところはなかなかなかったと思いますが、塗るだけでスキンケアをしながらも日焼け対策ができてしまうんです。化粧下地は日焼け止め代わりに重宝します。
今はオールシーズン紫外線対策が必要と言われています。家の中にいても窓から入ってくる紫外線があるということで対策をするようにと言われていますが、下地でしっかり紫外線をブロックしてくれます。
30代以降に現れてくるシミやシワは若い頃に浴びてきた紫外線の影響も大きいとされているので、今後年齢を重ねていく中でお肌の悩みが出てこないように紫外線対策を行いたいですね。
下地を使うデメリット
うるおい成分が入っているとは言えそこは化粧下地、やはりこれだけでうるおいを保つのは少し難しいようです。乾燥肌にお悩みの方は、基本的には保湿重視の基礎化粧品を使ってもらって、その上で下地がサポートしてくれる、くらいのイメージがいいかと思われます。
あと、化粧崩れがしないのが売りですが、裏を返せば落ちにくいわけですから、石鹸や洗顔フォームではちーとも落ちません。クレンジングをする必要があります。でも、化粧すればクレンジングをするのは当たり前なので、その辺はあまり気にしなくてもいいのかもしれませんね。普段からお化粧をするのにクレンジングをしていない人がいるとすれば、それは論外ですが。
さらに、価格が高いというデメリットもあります。化粧下地の相場と言ったら、ドラッグストアで買えるようなものであっても2~3,000円が相場です。
肌質によって化粧下地を選ぼう
化粧下地も、肌質別に色々なタイプのものが出ているって知っていましたか?基礎化粧品やファンデーションと同様、化粧下地も自分の肌質に合わせたものを買うことが重要なんです。
肌質というのは簡単に言いますと「普通肌」「乾燥肌」「敏感肌」「脂性肌」「混合肌」などです。
乾燥肌
こういう方は、保湿効果の高い化粧下地を選びましょう。コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチン・セラミドなどの保湿成分が含まれている下地をぜひ探してみてください。
敏感肌
こういう方は、何が配合されているかというより「何が配合されていないか」に注目することが重要です。というのも、化粧下地の中にはUVケア成分の含まれているものがあります。
しかし、こういったUVケアの効果が高いものは、紫外線吸収剤が配合されていることが多いのですが、これがまた肌に刺激を与えてしまうんですね。ですから、紫外線吸収剤が使われていないものを選ぶといいでしょう。かわりに「紫外線散乱剤」というものが含まれているものを選ぶといいかもしれません。
または、SPA値やPA値が高ければ高いほどお肌への負担が大きくなってしまうので、数値の低いものを選びましょう。
脂性肌
オイルフリーのものを選ぶといいです。脂性肌が原因でニキビができやすいという方は、ニキビを作りにくい成分で作られた「ノンコメドジェニック処方」というものを選ぶのもいいかもしれません。ノンコメドジェニックというのは、ニキビの原因菌であるアクネ菌の養分になりにくい油性成分で作られている製品です。
他にも、皮脂がたくさん出てしまうと紫外線によって黒ずみができてしまう場合も。ですから、UVカット効果のあるものや、抗酸化作用のあるビタミンCなどが含まれた化粧下地を選ぶようにするといいですよ。
混合肌
Tゾーンはテカるのに目の周りや頬、口周りは乾燥するなど面倒ですよね。こういう方は「頬の状態」で化粧下地を選ぶといいですよ。ちなみに、皮脂の分泌はもしかしたら乾燥が原因かもしれません。お肌は乾燥し水分量が足りなくなると、水分を保とうと余計に皮脂を分泌してしまう特徴があります。
ですから、普段からしっかり保湿をすることで、もしかしたらTゾーンのテカりなどは無くなっていくかもしれません。
毛穴の状態に合わせた化粧下地の選び方
化粧下地やファンデーションで一番なんとかしたいのは「毛穴」という方が多いのではないでしょうか?実は、毛穴の状態によっても化粧下地の選び方は変わってきます。
「たるみ毛穴」「皮脂毛穴」で悩まれている方は、保湿成分の多く含まれた乾燥ケアのできる化粧下地を選びましょう。お肌の水分が足りていないと肌のターンオーバーが滞ってしまい、たるみ毛穴を招きます。
また、皮脂毛穴ももしかしたら肌の水分量がたりないために、その水分を補うために皮脂が多く出ているのかもしれません。ですから、保湿効果の高い化粧下地を塗ることで改善が見られるはずですよ。
凹凸毛穴、クレーター毛穴
とにかく毛穴をしっかり埋めて肌をフラットな状態にすることが重要です。ですから、シリコン系の化粧下地を選ぶと毛穴が目立ちにくくなっていいですよ。またこのシリコン系の化粧下地は、たるみ毛穴で毛穴が大きく開いてしまっている方にも効果的です。
しかしこのシリコン系の化粧下地はしっかり毛穴を埋めてくれる分、クレンジングもちゃんとやらないと毛穴に化粧下地が残って肌荒れの原因となってしまうので気をつけてくださいね。
黒ずみ毛穴
毛穴が黒くぷつぷつとなっていることに悩まれている方は、イエロー系のコントロールカラーの含まれた化粧下地を使うと黒ずみをカバーすることができます。
ちなみにこの黒ずみは、毛穴に詰まった皮脂や汚れが酸化しておこる現象なので、ビタミンCなどの抗酸化作用のある成分が含まれている化粧下地も使っていくと改善が見られる可能性があります。
化粧下地の色選び
化粧下地って、実は色んな色があります。自分の肌トラブルや質にあわせた色選びが大切なんですよ。
イエロー系
まずは「シミやくすみ」にお悩みの方は【イエロー】の化粧下地を選びましょう。日本人は黄色人種なので、イエロー系の化粧下地が一番肌なじみがいいんです。自然な肌色を演出でき、なおかつくすみなどもしっかりカバーすることができます。
グリーン系
頬や小鼻の「赤み」が気になると言う方は【グリーン】の化粧下地を選びましょう。グリーン!?と思うかもしれませんが、赤みのある部分にグリーンを乗せると、赤みが抑えられる効果があるのです。その上からファンデーションを塗ると赤みがすっかり消えますよ。
ただ、グリーンは全体的に使うと赤くない部分が白浮きしてしまうので、赤みのある部分だけ使うといいかもしれません。
ブルー系
お肌の「透明感」を出したい方は【ブルー】を使いましょう。ブルー系のファンデーションも出ていますが、これは結構使える肌色の人が限られてしまい、透明感を出すのが難しいんです。化粧下地をブルーにすることで、自然に透明感を出すことができますよ。
ピンク系
肌が疲れて血色が悪い方は【ピンク】の化粧下地を使いましょう。血色が悪く肌がよどんだ色になると、なんだか老けてみえてしまいます。そういう時にピンク系の化粧下地を使うと血色がよく見えて顔が明るくなってイキイキとして見えますよ。他にもクマができやすいという方にもピンクの化粧下地はおすすめです。
化粧下地を使っている人の口コミ
化粧下地はファンデーションとの相性がとても重要。そのあたりにも詳しい口コミがあがっています。くすみやゆらぎもきちんとカバーしてくれるので、すごく健康的な顔に仕上がり、顔がテカることもありません。
- 「色々試しましたが、どのファンデーションとも相性が良かったです」(30代 乾燥肌)
- 「リキッド、パウダー、BBクリーム、どれとも合いました」(30代 普通肌)
- 「上からのファンデーションがのりやすいです」(40代 乾燥肌)
- 「お粉をはたいただけでもそれなりに綺麗です」(30代 混合肌)
- 「いつものファンデなのにフィット感がアップします」(30代 普通肌)
- 「仕事が終わるまでメイクが綺麗です」(40代 乾燥肌)
- 「化粧崩れしません。使いやすいです」(30代 普通肌)
- 「これを使うと油取り紙いりません。化粧モチいいです」(30代 混合肌)
- 「ファンデーションが崩れません。使うと使わないとでハッキリ差がでます」(40代 混合肌)
ファンデとの相性は良好という評価が多かったです。
化粧下地のカバー力は?
- 「くすみを消してお肌を綺麗に演出してくれます!肌がなめらかに見える!」(50代 乾燥肌)
- 「肌がすごくきれいに見えてくすみがカバーできます」(40代 乾燥肌)
- 「毛穴やくすみをカバーしてくれる感じです」(30代 普通肌)
- 「毛穴やデコボコはきれいにカバーできます。でも、シミには効果が薄いので、コンシーラーと併用しています」(40代 乾燥肌)
- 「ファンデーションが毛穴に落ちなくなりました」(40代 乾燥肌)
- 「頬の毛穴が目立ちにくくなった気がします」(30代 乾燥肌)
- 「肌がツルッとしてフラットに見えます」(40代 混合肌)
- 「引き締まる感触があります」(40代 混合肌)
- 「肌にハリがでてピカピカに」(40代 乾燥肌)
毛穴やお肌のデコボコへの効果は実感している人が多いです。くすみにもよさそうです。一方、やはりシミなどはっきりした色の境目がついたお悩みのカバーには、「色」の力を使ったコンシーラーの方が強いかもしれません。
カバー力があったとしても、使用感が悪ければ毎日のメイクには使いづらいですよね。それに対しての評価は…
- 「密着し仕上がりがキレイ!」(30代 敏感肌)
- 「硬めのクリームのわりにパサつかずしっとり仕上がります」(20代 混合肌)
- 「少し硬めですが、ムラにはなりません。均一にのびます」(30代 混合肌)
- 「メイクが崩れず、仕上がりが持続するので嬉しいです」(30代 混合肌)
- 「うるおいが続き、テカリが目立ちにくくなりました」(30代 混合肌)
- 「やや固めですが伸びがよく綺麗な仕上がりです!お手頃だからリピしたい」(20代 敏感肌)
- 「朝ぬると、夕方まで持ちます」(30代 乾燥肌)
保湿力、ぬりやすさ、メイクの持ち、仕上がりのよさなどには好評の声が多いです。
まとめ
化粧下地も、自分の肌質や毛穴の状態にあわせて選ぶことで、ファンデーションのノリ方や持ち方が大分変わってきますし、顔の印象もガラっと変わるかもしれません!
今まで化粧下地はそこまで重要視していなかったという方は、これを気にぜひこだわってみてくださいね。