ニキビの原因と治し方総まとめ!日常ケアで再発防止できる!

ニキビの原因と治し方総まとめ!日常ケアで再発防止できる!

学生の思春期ニキビから、30代40代の大人ニキビまで、悩んでいる人が非常に多いニキビの問題。ニキビに悩む方の肌は、乾燥が酷すぎたり皮脂が多すぎたりで、ガサザサ・ゴワゴワな状態になってしまいます。

私は高校生のころからひどいニキビに悩まされていました。でも、大人になった今ではニキビがほとんどできない肌質になることができました。まったくというと言い過ぎですが、季節の変わり目にたまにできるかできないかぐらいまでに減りました。

時間はかかりましたが気になっていた昔のニキビ跡も消え、残っているものもうっすらと気にならないほどまでに。クレーターみたいにえぐれてしまった部分はまだ残っていますが、ほとんど目立たないぐらいに改善しています。赤いブツブツ肌のような痛々しいのはもうありません。

その時の経験を踏まえ、この記事ではニキビの原因や治し方、日常の予防ケアの知識をシェアしたいと思います。まずはニキビの原因について詳しく説明しますので、そのしくみを把握して改善のための知識として役立て下さい。

※この記事の情報は私の経験や書籍などを参考にしたものですが、結果を保証できるものではないことをご了承ください。深刻なニキビはセルフケアが難しいため、専門の医療機関を受診して相談することをおすすめします。



ニキビの原因

ニキビになる原因はいろんな要素があり、一概には言えないものも多いので、自分はどのタイプなのかを慎重に判断していく必要があります。一般的な原因は次のようなものがあります。

  • 体調不良からくるもの(睡眠不足、食生活・栄養不足、ストレス過多、ホルモンバランスの乱れ)
  • 肌を清潔に保ててない(洗顔不足、メイクやシャンプーなどの洗い残し)
  • 乾燥肌によるもの(適正なスキンケアができていない)
  • その他体質や生活環境、タバコなど

人の体の皮膚からは常に皮脂が生成されています。皮膚はその皮脂によって外部からの雑菌などから肌バリア機能を果たしているとても大事な機能です。ニキビや吹き出物ができる原因は、一般的には皮脂が毛穴に詰まって炎症を起こすからだと言われています。

毛穴に詰まった皮脂や汚れがアクネ菌を増殖させることになり、その結果、赤ニキビと呼ばれる炎症につながってしまいます。ポツっと出来てしまっている状態は、皮膚がすでに炎症を起こしている状態。それなので触ると痛いし、かゆみがあったりしますよね。

他にも原因はあり、乾燥肌から来る皮脂の過剰分泌による影響、ストレスや疲れなどからおこるホルモンバランスの崩れと言われています。

また、思春期のニキビと大人ニキビは原因が違うと言われています。

思春期ニキビと大人ニキビの違い

思春期ニキビと大人ニキビの違い

ニキビのできる原因には様々な要素が絡んでいるとされていますが、一般的な大人ニキビと、中学生や高校生がなる思春期ニキビは原因が異なります。

思春期ニキビ

  • おでこや頬のあたりにできやすい
  • 周りの皮膚と色の違う赤みがかったものが多い
  • プクっとふくらんだようなできものができる
  • 新陳代謝が活発で皮脂量が多い
  • 汗をかきやすい
  • お肌が厚めでしっかりしている
  • 血色がいい

思春期の頃にできるニキビの場合、その年齢ならではの活発な皮脂分泌が主な原因とされています。

個人差はありますが、小学校高学年頃から20歳前後の時期にかけては、成長や性成熟にともなうホルモンの急激な変化がおこり、ホルモンバランスが安定していないことや、男性ホルモンなどの影響でたくさんの皮脂が分泌されるようになります。

そうすると毛穴からの排出が追いつかず皮脂が毛穴の中に詰まって塞ぎ、それをエサにして皮膚に住みつく常在菌であるアクネ菌などが異常に繁殖し、毛穴周辺に炎症をおこします。

それがいわゆる赤ニキビと呼ばれるもので、青春の象徴ともいわれる思春期に特有のニキビで、出来る部分はおもに顔のデコルテ部分や頬が多いです。

20~23歳のころまでは、思春期とそう変わりない肌状態の人もいます。皮脂の分泌が活発で、ニキビに悩まされている場合も。注意したいのは、この年頃のニキビは、思春期ニキビと大人ニキビの両方が考えられるということです。自分のニキビがどちらのタイプかで、向いているスキンケアは違います。

大人ニキビ

  • あごや顔の下部にできやすい
  • ニキビのでっぱりが少なく小さめ
  • 周囲の皮膚とあまり色の違わないできものができやすい
  • 生理周期と連動しやすい
  • 皮膚が薄めで乾燥しやすい
  • 汗もかきづらく顔色があまり良くない

20歳代も半ばに入ると皮脂の分泌量は減少傾向になるため、本来であれば皮脂のつまりが主な原因であるニキビはあまりできなくなるはずです。

しかし最近は30代40代になってもニキビができる、皮膚は乾燥するのに白っぽいニキビがたくさんできるなど、「大人ニキビ」に悩まされているという口コミが増えています。

これまで、大人ニキビの原因については、脂肪分の多い食事の影響や、ストレス、ホルモンバランスの乱れなど様々なことが言われていました。

思春期ニキビに比べ、大人ニキビの発生には複雑な要因が絡んでいることは確かですが、どのような要因にしてもある大きな共通点があります。それは、「皮膚の正常なターンオーバーがさまたげられ、大して多くない皮脂量でさえ上手く排出ができずに毛穴がつまってしまう」ということです。

ターンオーバーとは皮膚の細胞の生まれ変わりのことですが、これが正常に行われている肌であれば、不要な皮脂は下から押し上げられて排出されていきます。

しかし、何らかの要因でターンオーバーが上手くできなくなると、皮脂の分泌量自体は多くなくても排出が追いつかず毛穴につまり、ニキビの原因となってしまうのです。

「脂性なのにニキビが出来る…」という人も多いのですが、原因は皮脂だけではなかったのです。

皮膚のターンオーバーをさまたげる要因

皮膚のターンオーバーをさまたげる要因は生活習慣や全身状態が大きく関わっていると言われていますが、間違ったスキンケアもその大きな一因となります。

ニキビに悩んでいる人の口コミを見ていると、間違ったスキンケア方法が目立ちます。とくに、ニキビができたからといって、思春期の頃と同じようにせっせと皮脂を取り除くニキビ用化粧品を使っている人。

大人ニキビの場合、それだとよけいに悪化してしまうことがあるのです。

大人ニキビの原因は皮脂ではなく乾燥?

大人ニキビとはいっても毛穴に皮脂がつまっていることには変わりがないので、毛穴の汚れを取り除くことは大切です。しかし、ニキビケアの化粧品には殺菌剤や固形のスクラブが含まれていることもあり、使用感をさっぱりとさせる分だけ使用後は肌がかなり乾燥しやすくなります。

皮脂量も水分量も豊富な思春期の肌ならそれでもいいかもしれませんが、大人ニキビのできる人は、多くの場合毛穴は乾燥して脱水傾向にあると言われています。

乾燥した肌は水分を保つためにと表面の角質を厚くします。そうすると毛穴周辺は固くなってよけいに皮脂がつまりやすい悪循環を生み出すことになってしまいます。

大人ニキビがなかなか治らない人は、生活習慣の見直しとともに、不要なものは取り除きつつうるおいを保つような肌ケアが必要です。

ニキビの発症と成長過程

ニキビの発症と成長過程

ニキビというと、赤くポツっとしたできものをイメージする人がほとんどだと思います。朝起きたらいつのまにか口の周りやアゴに出来てしまっていたりしますよね。

でも実はニキビには成長過程があります。

  1. 皮脂と角質が角栓となって毛穴に詰まる
  2. 白ニキビ・黒ニキビに分かれる
  3. アクネ菌、ブドウ球菌が皮脂をエサに増殖
  4. 皮膚が炎症を起こして赤ニキビとなる

赤いニキビはもうすでに炎症を起こしている状態で、成長過程としては最終段階になります。逆に言えばそこまでなってから初めて気付くっていうケースがほとんどで、痛みがない・目立たない状態なだけで、すでに成長過程にあるのです。

まだ白ニキビと 黒の段階で芯を取り除くことが出来れば綺麗に治るとも言われていますが、なかなか気付かないものです。だからこそ普段からニキビが出来ないように肌質を改善することが大切です。

ニキビの発症と進行に直接関わる基本原因は2つ、毛穴の角化細菌の繁殖です。

毛穴の角化によって毛穴の入り口が塞がれる

毛穴の入り口は、皮脂を分泌するために開かれています。けれど、その部分に汚れや古い角質、酸化した皮脂、細菌の死骸などの老廃物がたまると毛穴の入り口が塞がれてしまいます。

また、乾燥や刺激を多く受ける環境や、肌質が弱い人などでは、その刺激から肌を守るために毛穴の周辺が硬くなることがあります。肌の生まれ変わりのターンオーバー力が弱くなって古い角質がはがれにくくなったときにも同じようなことがおこります。そのような状態を角化と言います。

毛穴周辺が角化すると、皮脂腺からおくられる新しい皮脂が外に出ることができず、角化した部分を押し上げ表面が盛り上がって見えるようになります。この盛り上がりがニキビの始まりです。

細菌が繁殖して刺激の元をつくる

毛穴が詰まり、角化した部分が皮脂に押し上げられた状態のニキビは、いわゆる白ニキビです。中に汚れが詰まっている場合は黒く見えるので黒ニキビと呼ばれることもあります。

白ニキビの中に詰まった皮脂周辺に細菌が繁殖し、活発に皮脂を分解するようになると、刺激のある脂肪酸が多く生成されます。その刺激を受けた毛穴周辺の肌は炎症反応をおこします。

炎症をおこした部分は赤く腫れ、熱を持つこともあり、その状態は赤ニキビ。さらにひどくなると内部に膿がたまり、黄色っぽい袋のようにふくらみ、それは黄ニキビと呼ばれることがあります。

お肌には元々常在菌が住んでいて、それ自体は肌のバランスを保つために必要な存在ですが、皮脂の過剰や詰まりによって細菌のエサとなるものが増えると必要以上に繁殖し、肌の刺激の元となってしまいます。

これらのニキビを引き起こす細菌として一番よく知られているのはアクネ菌ですが、それ以外の細菌が原因となることもあります。20代後半以降の大人ニキビでは、ニキビダニによるものもよく見られます。

赤ニキビを触ったり潰すとニキビ跡の原因に

注意することは、赤ニキビの段階になってしまっていたら、触ったり潰したりしてはいけないということです。

この段階で物理的な刺激を加えると、皮膚のメラノサイト(色素細胞)からメラニン色素がドバドバ生成されてシミや毛穴の黒ずみにつながったり、クレーターが出来てしまうようないわゆる『ニキビ跡』になってしまいます。

傷口のかさぶたをイメージすると分かりやすいですが、治りかけたころにかさぶたを剥がしてしまったりを繰り返すと、その部分が黒ずんでしまいますよね。それと同じです。

私はついつい触って潰してしまう癖があったので、黒ずみ跡がいっぱいになってしまいました。

ニキビ発生を促進、悪化させる原因

ニキビ発生を促進、悪化させる原因

ニキビの基本原因は前述した通り「毛穴の角化」と「細菌の繁殖」ですが、それらと絡んでニキビの発生を促し悪化させる原因として様々なものが考えられています。

1.男性ホルモンの影響による皮脂過剰

皮脂は肌の健康のために欠かせない存在ですが、増えすぎると毛穴の詰まりの原因となり、ニキビのできやすい状態になります。皮脂が過剰になる理由の1つとしては、男性ホルモンのアンドロゲンの増加が大きく関わると言われます。

アンドロゲンは男性ホルモンと呼ばれるものの、女性の体内では女性ホルモンの素にもなっているので、性的変化が活発な思春期には男女ともにアンドロゲンの分泌が増える傾向になります。

思春期の頃は生理活動そのものが活発なので細菌も繁殖しやすく、それに対する炎症反応も盛んです。そのため、思春期には激しい赤みや膿をともなった大きなニキビができやすくなります。それがいわゆる思春期ニキビと呼ばれる状態です。

2.体質

皮脂腺の活発さには個人差があり、体質的に元々皮脂量が多い人がいます。

毛穴周辺のお肌の角化も、体質によってなりやすい人となりにくい人がいるので、ニキビには遺伝的な体質も大きく関わると言われています。

3.洗顔の不足

洗顔の不足

毛穴の角化の元となる詰まりを招く原因として、単純に汚れが取れていないというものが考えられます。

外気のホコリ、体内から分泌される老廃物、皮脂が酸化したもの、落としきれていないメイク、古い角質など様々なものが蓄積し、毛穴の詰まりと角化を引き起こすことがあります。

4.刺激の与えすぎ

毛穴の汚れはしっかりと落としたいところですが、刺激を与えすぎると反対に防護の意味で毛穴周辺が角化したり、皮脂が過剰になったりしてニキビを引き起こすことがあります。

洗顔やタオルなどでの刺激の他、紫外線もお肌にとっては強い刺激となります。

5.合わないコスメの使用

お肌に合わないコスメの使用によってニキビが悪化する場合もあります。

直接顔につけるものだけではなく、シャンプーや整髪料などが背中ニキビなどの引き金になっていることもあります。

6.乾燥・バリア機能の低下

毛穴周辺の水分量が減って肌のバリア機能が落ちると、角化が進むことがあります。

20代後半以降におこる大人ニキビの原因の大きな1つは、乾燥とバリア機能の低下によるものと考えられています。

7.ターンオーバー機能の低下

こちらも大人ニキビの原因の1つとして上げられているもので、ターンオーバー(肌細胞の生まれ変わり)の機能が低下し、毛穴周辺のお肌が角化しやすくなったり、皮脂の排出が上手くいかなくなったりすることがあります。

8.ホルモンバランスの影響

男性ホルモンのアンドロゲンとは別に、女性ホルモンのバランスが崩れても、肌の水分量や皮脂の分泌が不安定になったり、毛穴周辺の角化を後押ししたりすることがあります。

生理前や妊娠中に増える女性ホルモンのプロゲステロンには、お肌の角化を促進したり、炎症反応を活発にしたりする作用もあるので、その時期だけニキビが発生するという人もいます。

9.便秘

基礎原因以外にニキビをおこす要因としてよくあげられるのが便秘です。肌は、腸と腎臓を助ける排せつ器官としての役割も持ち、汗によって老廃物を外に出します。

腸が十分に活動していればお肌がその役割を担うことはありませんが、便秘になると体内に老廃物がたまってしまい、肌の方にその分が影響することになります。

10.食事バランスの乱れ

食事バランスの乱れ

ニキビと食事の関連もよく指摘されていますが、「この食べ物がニキビをつくりやすい」ということが明確にわかっているわけではありません。

ただ、油分や糖分が過剰になること、肌の健康を保つためのビタミンやミネラル分が不足すること、繊維質の不足で便秘になること、アルコールや刺激物の摂り過ぎで刺激が加わることなどは、ニキビの発生につながりやすいと考えられています。

飲み会の帰りに脂っこいラーメンを食べてから寝たら、翌朝ニキビが出来ていた…なんて経験はありませんか?食事で摂取した油分過多が分泌し、毛穴の中に溜まってしまうことがあるからです。

11.ストレス

精神的なストレスとニキビがなぜ関連するかははっきりわかっていませんが、ストレスがたまると体全体のバランスが乱れ、様々なところに支障がおよぶと考えられています。

12.体全体の抵抗力の低下

体全体の抵抗力が落ちたときは、細菌の繁殖が盛んになりやすくなります。

それに加え、睡眠不足、心身の疲労、食事の乱れなどで体全体のバランスが崩れると、肌の機能も全体的に弱くなるため、ニキビなどのトラブルがおこりやすくなります。

ニキビの治し方

ニキビの治し方

ニキビには様々な種類があるのは前述した通りですが、健康な肌であれば多少荒れてしまったとしても代謝を繰り返し、次第に柔らかな皮膚に戻っていきますが、肌の状態が悪いと代謝の機能が落ちることで余計に荒れやすくなってしまいます。

さらに肌が元々持っているはずのバリア機能が低下し、ちょっとした刺激にも弱くなっていきます。ニキビが悪化しないように治すことが大切です。

病院で行う治療

ニキビは、「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」という皮膚疾患の1つです。そのため皮膚科で治療を受けることができます。

ニキビの改善には生活習慣の見直しが大切とはいえ、炎症や膿が深刻化しているときには薬の力が有効なことがあります。

一口に皮膚科と言っても、ごく基本的な治療だけを行うところから、スキンケアのアドバイスも積極的に行うところ、最新のレーザー機器を備えたところまで様々なところがあります。

事前にホームページや口コミなどで医院の特長を確かめておくと、自分に合った病院が探しやすいかもしれません。

いずれにしても、病院での治療と合わせ、日常の生活の中でニキビを悪化させそうな要因を取り除き、状態に合ったスキンケアの方法を身に着けていくことがすすめられています。

ニキビ用の塗り薬

アダパレン

レチノイド製剤と呼ばれるもので、ニキビ治療・予防薬として広く用いられています。角質をやわらかくする働きがあり、ニキビの根本原因である毛穴周辺の角化にアプローチすることができます。

抗菌薬

炎症がおこっている赤ニキビや膿がたまっている黄ニキビに対しては、原因となっている細菌を退治し、炎症をしずめる働きのある抗菌剤が併用されます。

イオウ製剤

硫黄(イオウ)には、皮脂分泌をおさえる作用、抗菌作用、お肌を柔らかくして角化を防ぐ作用があり、古くからニキビ対策として用いられてきました。ただ、最近増えている「大人ニキビ」に対してはかえって乾燥を招き、逆効果になるケースがあると言われています。

ニキビ治療用の飲み薬

ニキビ治療用の飲み薬

抗菌薬

炎症がひどい場合は塗り薬だけでは効果が見られないことがあるので、抗菌薬の飲み薬を併用することがあります。

漢方

現在は一般の病院や小さな医院でも治療用として漢方を処方することができます。ただ、漢方は体質による相性が大きく、効果がわかるまでには時間がかかるので、その結果にはかなりの個人差があるようです。

ホルモン剤

ホルモンの影響が大きいと考えられる場合には、男性ホルモンを調整する薬や、女性ホルモンのバランスを整える低用量のピルを用いることがあります。

薬以外の治療法

薬以外の治療法

面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)

毛穴の中に詰まった皮脂や老廃物を、医療用の針やレーザーを使った物理的な方法で排出します。炎症をおこす前の白ニキビに対する治療法ですが、これを真似て自分自身でニキビをつぶしたり、針で中のものを出したりするのは絶対に避けましょう。

自己処理をするとお肌を傷つけ、そこからバイ菌が入って状態が悪化したり、跡が残ってしまったりする恐れがあります。

洗顔・スキンケア

角化がそれほど強くない場合は、洗顔やスキンケアのアドバイスによって改善されることがあります。病院によってはおすすめのニキビ対策コスメを販売していたり、サンプルが使えたりというところもあります。

ケミカルピーリング

角化している部分にピーリング作用のある薬剤を使い、やわらかい状態のお肌に導く治療法です。

角化がかなり強い場合や、ニキビ跡のひどい場合には有効と言われていますが、乾燥が元になった大人ニキビや、元々お肌が薄いタイプの人には逆効果となることがあり、注意が必要です。

ニキビ跡は消せる?

ニキビ跡が残ってしまうのは、紫外線や物理ダメージで起こる肌トラブルのシミと同じようなもの。

赤ニキビの時の炎症が強ければ強いほどシミとして色素沈着しやすく、その後のスキンケアによってニキビ跡の状態は良くも悪くもなります。

これは皮膚科医の方も言っていることですが、美白成分の入ったスキンケアでお手入れするのとしないのでは、色素沈着の残り具合が相当変わってくるとのこと。

ニキビ跡に関してはこちらの記事で詳しく説明しています。

ニキビが出来やすい肌質は改善できる?日常のニキビ予防ケア

日常のニキビ予防ケア

病院での治療でひとまずニキビが治ったとしても、ニキビの場合は日常のケアが大切な予防策となります。ニキビの発症をできるだけ防ぎ、再発を防止するにはどうしたらいいのでしょうか?

ニキビの対策方法を調べていると、必ず最後に辿り着くのはニキビ専用スキンケア

私は最初のころは『体質だから治らない』とか『ニキビ跡なんてシミやホクロと同じで絶対に消すことはできない』そう思っていました。

それでもテレビのCMや雑誌で専用の化粧品とかたくさん売られていたのは不思議でした。どうせその場しのぎで、悩んでいる人にただ売りたいだけの商品だとも思っていたのが正直なところ。

ハッキリ言って期待してませんでした。『スキンケアなんかで肌質が変わるわけないじゃん』って気持ちが強かったです。でも、ニキビのあるお肌に普通のコスメを使い続けることは抵抗があったし、いちいちピリピリとしみるのは悩みどころでした。

それからニキビ専用のスキンケアコスメを使うようになって分かったのですが、しっかりとした薬用効果があったのです。

保湿が肝心

肌を元気な状態に整えるには、何よりもまず保湿することが大切です。人間の肌は乾燥すればするほど何とか皮脂を出そうとして、Tゾーンなど油が出やすい部位がべたべたに、油が出にくい頬や口の周りはカサカサになってしまいます。

皮脂は適量であれば肌の潤いを保つ効果がありますが、出すぎることで毛穴を詰まらせニキビの原因にもなるやっかいなものです。

ですからニキビ対策として保湿は欠かすことができません。常に潤いがキープされていれば肌のバリア機能も戻ってきますし、肌の生まれ変わりを支えるターンオーバーも正常に行われます。

コスメ選びはニキビの状態に合わせる

コスメ選びはニキビの状態に合わせる

ニキビができやすい人は、コスメ選びもこだわりたいところです。でも、「ニキビ対策コスメ」も系統が様々。自分の状態に合わせて選ぶのがおすすめです。

ニキビ専用化粧水が一般的なスキンケアと大きく違うところは医薬部外品であり、薬用であるということです。よくある敏感肌や乾燥肌専用スキンケアなんかも医薬部外品となっています。

分類としては化粧品と医薬品の中間的な位置付け。効果・効能という表記が可能で、一般的なスキンケアはあくまで化粧品ですが、ニキビ専用化粧水は薬品に近いイメージです。

内容的には以下の特徴があります。

  • ニキビがあっても使える、しみない低刺激処方で作られている。
  • 炎症を抑える効果があり、アクネ菌やブドウ球菌にも働きかける。
  • 美白成分が配合されていて、ニキビ跡の色素沈着を予防し、肌の入れ替わりをサポート。
  • 乾燥から起きやすいニキビ対策として、保湿力が調整されている。
  • ニキビが再発しにくい肌質に改善。

ニキビの再発を防ぐことは、ニキビ跡もできにくくするための最善の対策です。せっかくニキビ跡が薄くなってきても、その後何回も再発してしまえばしまうほど跡も濃く残りやすくなってしまい、いつまでたっても治せません。

そのために、再発しないように悪循環を断ち切るためのケアが必要なのです。

ニキビができやすい体質の人はできにくくするための体調管理や生活環境改善も必要ですが、それに加えてニキビ専用のスキンケアが必要です。スキンケアは何でも良いのではなく、抗菌作用があるニキビ専用のタイプを使って下さい。普通のスキンケアでは効果がありません。

商品によってそれぞれ特徴が違い、用途がはっきりと分かれています。「目的がはっきりしているものを使い分ける」のがニキビ専用スキンケアを選ぶポイントになります。

思春期ニキビ対策コスメ

皮脂過剰の思春期ニキビの場合は、やはり洗顔重視です。ですが、刺激の与えすぎもNGなので、お肌に刺激の少ないタイプのソフトスクラブ洗顔や、毛穴の汚れを吸着するクレイ洗顔、昔からのニキビケア成分イオウを用いた洗顔料などがあります。

皮脂は多いと言っても水分は重要なので、スキンケアには保湿が大切で、ニキビ対策用に抗菌作用や肌荒れ防止の成分が配合されているものがおすすめです。

20歳を過ぎても思春期ニキビができやすい人は、全体的に新陳代謝が活発で血色がよく、お肌も厚めでしっかりしているタイプが多いようです。体もお肌も元気な分、皮脂も活発に分泌され、思春期のころのようなニキビが続いてしまうことにもなります。

乾燥が無く皮脂が活発な場合は、10代~20代向けのニキビ対策スキンケアや、皮脂コントロール力のある毛穴対策スキンケアがおすすめです。

クレンジングや洗顔で落とし切れなかったファンデーションや皮脂などの汚れは、拭き取り化粧水でしっかりと落としてニキビが出来にくい肌質に改善していきましょう。

ニキビが赤く炎症している場合は、化粧水の使用が向いていないときがあるので、跡を残さないためにも、ニキビ治療を行っている皮膚科に相談することをおすすめします。

思春期ニキビの場合、最後の仕上げは油分の多いクリームではなく、サッパリ目のジェルや軽いミルクタイプのものがいいとおもいます。

大人ニキビ対策コスメ

20代に入ると、思春期ニキビが無くなり大人ニキビが目立ち始める人も増えます。

大人ニキビは、皮脂そのものが原因というより、その裏側には「乾燥」「バリア機能の低下」が隠れていると言われています。乾燥やターンオーバーの乱れによる皮脂のつまりが元になり、女性ホルモンやストレスの影響がとても大きいのです。

皮脂の分泌の陰に乾燥があるため、思春期ニキビと同じケアをしてしまうと逆効果で、乾燥がすすみ状態が悪化するおそれがあります。

そんなときは、大人ニキビ専用のスキンケアがおすすめです。皮脂を浮かしやすくする働きと保湿を兼ね備えているものが中心になります。乾燥やバリア力の低下にアプローチしつつ、皮脂のコントロールや抗菌作用も期待できる大人ニキビ対策専用のコスメを選びましょう。

大人ニキビ専用スキンケアライン【富士フイルム ルナメアAC】

富士フイルムが独自の技術で参入したニキビ専用スキンケアシリーズ『ルナメアAC』。

化粧水だけでなく、洗顔、化粧水(ノーマルタイプ、しっとりタイプ)、乳液の3ラインナップの全てにおいて大賞を受賞しています。内容は、基本の洗顔と化粧水に力を入れています。

殺菌剤不使用処方のため低刺激、そして独自の技術『アクネシューター』でニキビが出来にくい肌質に改善し、ニキビ跡を美白に導きます。

ニキビ跡専用美容液(化粧水)『ベルブラン』

ニキビが治った後の肌トラブルは主に凸凹、赤らみ、黒ずみがあります。ベルブランを使って徹底的にケアすることにより、ニキビ跡や再発を防ぎます。

メイクアップコスメは負担の少ないものがおすすめ

メイクアップコスメは負担の少ないものがおすすめ

ニキビがあると、カバー力の高い下地やファンデーションを選びたい人も多いかもしれませんが、その場合はできるだけ負担をおさえた低刺激処方のものがおすすめです。

最近のコスメ技術は優秀で、敏感肌用やニキビ肌用の低刺激のものでも、カバー力の高いBBクリームやふんわりカバーできるルースパウダー状のものがあります。

一般的なマットファンデーションは密着度が高い分だけ毛穴に詰まりやすく、洗顔の負担が増えやすいネックがあるので避けた方がいいかもしれません。

ノーメイクでも紫外線対策を忘れずに

ニキビ治療中の場合は、そちらを優先させてノーメイクで過ごす人もいるかもしれません。お肌への負担を減らす意味ではそれも有効だと思います。

でも外出時の紫外線対策だけは忘れずに行っておきましょう。紫外線は、お肌の角化を進める大きな原因の1つと言われています。

適度な清潔を保ち肌への刺激を避ける

ニキビ対策の第一歩は肌の清潔を保つことと言われますが、清潔を保つという意味では朝晩の基本洗顔以上のことは必要ないと言われています。(スキンケアは別)過度な洗顔はかえって肌荒れの原因となるため、肌への低刺激と洗浄力を兼ね備えた洗顔料で優しく洗いましょう。

使うタオルも清潔で肌当たりの優しいものを選び、ゴシゴシせずに、そっと水分を吸いとるように使いましょう。外出中に汗をかいたときに使うタオルやハンカチも、コットンやガーゼのタオものがおすすめです。

意外と肌の刺激になりやすいのが、整髪料のついた髪の毛が常にあたっている状態や、スプレーやシャンプーが顔にかかることと言われているので注意しましょう。

食事のバランスを整える

食事とニキビの関連はよく言われていますが、「あれもダメ、これもダメ」となってしまうとかえってストレスがかかります。

明確なアレルギーと違って「この食べ物が絶対にダメ」という答えがあるわけではないので、自分なりの「バランス」を意識しておくことをおすすめします。

ニキビを悪化させやすい食べ物としてよく上げられているのは、砂糖、油分、極端に辛いもの、添加物などですが、どれも問題となるのは「量とバランス」です。

体の処理能力を超えた分が肌の方へ影響してくると考えられているので、肌の健康のために大切なビタミン・ミネラル分を含んだ野菜や海藻の入ったメニューを摂り入れ、糖分や油分に偏り過ぎないように心がけましょう。

とくに、ビタミンAが不足するとお肌のトラブルを招きやすいと言われています。ビタミンAの多い食材は、野菜ならニンジンやパプリカ、その他はタンパク質系のレバー、うなぎ、卵などに多く含まれます。

ニキビの原因と治し方まとめ

ニキビの原因と治し方まとめ

痛みがあったり見た目的にも不快となる厄介なニキビ。ニキビは大きく分けると思春期ニキビと大人ニキビの二種類があり、それぞれ原因や治し方が異なってきます。

今ご自身がどんな状態のニキビに悩んでいるのかをしっかりと把握して、適切な処置をしていきましょう。

これまで放置していたニキビ肌は、そのままでは再発を繰り返すことも多く、治っては再発の繰り返し、やがてニキビ跡だらけの凸凹お肌になってしまうことも…。

日々の適正なスキンケアによって再発を抑制することもできますし、ニキビ跡にならないように予防することもできます。まずはニキビ専用のスキンケアを行ってみて下さい。

ちなみにこちらのアクネケアは私が一番お世話になったニキビケアコスメです。

ニキビケア(ニキビ跡)
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