【ニキビの原因と治し方まとめ】日常ケアで再発防止できる!

      2017/12/29

【ニキビの原因と治し方まとめ】日常ケアで再発防止できる!

中高生や大学生の思春期ニキビから、30代40代の大人ニキビまで、悩んでいる人が非常に多いニキビの問題。

原因や治し方にはどのようなものが考えられているのでしょうか。

ここでニキビの原因、治し方、日常の予防ケア方法などをザックリまとめました。

※この記事内の情報は書籍などを参考にしたものですが、医療的な立場で書かれたものではないこと、結果を保証できるものではないことをご了承ください。

深刻なニキビはセルフケアが難しいため、専門の医療機関を受診して相談することをおすすめします。



ニキビの原因

ニキビの原因

ニキビの発症と進行に直接関わる基本原因は2つ、毛穴の角化細菌の繁殖です。

毛穴の角化…毛穴の入り口が塞がれる

毛穴の入り口は、皮脂を分泌するために開かれています。けれど、その部分に汚れや古い角質、酸化した皮脂、細菌の死骸などの老廃物がたまると毛穴の入り口が塞がれてしまいます。

また、乾燥や刺激を多く受ける環境や、肌質が弱い人などでは、その刺激から肌を守るために毛穴の周辺が硬くなることがあります。

肌の生まれ変わりのターンオーバー力が弱くなって古い角質がはがれにくくなったときにも同じようなことがおこります。そのような状態を角化と言います。

毛穴周辺が角化すると、皮脂腺からおくられる新しい皮脂が外に出ることができず、角化した部分を押し上げ表面が盛り上がって見えるようになります。この盛り上がりがニキビの始まりです。

細菌の繁殖…細菌が刺激の元をつくる

毛穴が詰まり、角化した部分が皮脂に押し上げられた状態のニキビは、いわゆる白ニキビです。中に汚れが詰まっている場合は黒く見えるので黒ニキビと呼ばれることもあります。

白ニキビの中に詰まった皮脂周辺に細菌が繁殖し、活発に皮脂を分解するようになると、刺激のある脂肪酸が多く生成されます。その刺激を受けた毛穴周辺の肌は炎症反応をおこします。

炎症をおこした部分は赤く腫れ、熱を持つこともあります。さらにひどくなると内部に膿がたまり、黄色っぽい袋のようにふくらみます。

炎症をおこして赤くなっている状態は赤ニキビ、膿がたまっているものは黄ニキビと呼ばれることがあります。

お肌には元々常在菌が住んでいて、それ自体は肌のバランスを保つために必要な存在ですが、皮脂の過剰や詰まりによって細菌のエサとなるものが増えると必要以上に繁殖し、肌の刺激の元となってしまいます。

これらのニキビを引き起こす細菌として一番よく知られているのはアクネ菌ですが、それ以外の細菌が原因となることもあります。

20代後半以降の大人ニキビでは、ニキビダニによるものもよく見られます。



ニキビ発生を促進・悪化させる原因

ニキビ発生を促進・悪化させる原因

ニキビの基本原因は毛穴の角化と細菌の繁殖ですが、それらと絡んでニキビの発生を促し悪化させる原因として様々なものが考えられています。

1.男性ホルモンの影響による皮脂過剰

皮脂は肌の健康のために欠かせない存在ですが、増えすぎると毛穴の詰まりの原因となり、ニキビのできやすい状態になります。

皮脂が過剰になる理由の1つとしては、男性ホルモンのアンドロゲンの増加が大きく関わると言われます。

アンドロゲンは男性ホルモンと呼ばれるものの、女性の体内では女性ホルモンの素にもなっているので、性的変化が活発な思春期には男女ともにアンドロゲンの分泌が増える傾向になります。

思春期の頃は生理活動そのものが活発なので細菌も繁殖しやすく、それに対する炎症反応も盛んです。

そのため、思春期には激しい赤みや膿をともなった大きなニキビができやすくなります。それがいわゆる思春期ニキビと呼ばれる状態です。

参考:お肌がベタベタする…オイリー肌の原因と改善方法!

2.体質

皮脂腺の活発さには個人差があり、体質的に元々皮脂量が多い人がいます。

毛穴周辺のお肌の角化も、体質によってなりやすい人となりにくい人がいるので、ニキビには遺伝的な体質も大きく関わると言われています。

3.洗顔の不足

洗顔の不足

毛穴の角化の元となる詰まりを招く原因として、単純に汚れが取れていないというものが考えられます。

外気のホコリ、体内から分泌される老廃物、皮脂が酸化したもの、落としきれていないメイク、古い角質など様々なものが蓄積し、毛穴の詰まりと角化を引き起こすことがあります。

参考:ニキビ専用洗顔石鹸で売上No.1!『Non A.(ノン・エー)』の効果を口コミから検証!

4.刺激の与えすぎ

毛穴の汚れはしっかりと落としたいところですが、刺激を与えすぎると反対に防護の意味で毛穴周辺が角化したり、皮脂が過剰になったりしてニキビを引き起こすことがあります。

洗顔やタオルなどでの刺激の他、紫外線もお肌にとっては強い刺激となります。

5.合わないコスメの使用

お肌に合わないコスメの使用によってニキビが悪化する場合もあります。

直接顔につけるものだけではなく、シャンプーや整髪料などが背中ニキビなどの引き金になっていることもあります。

6.乾燥・バリア機能の低下

毛穴周辺の水分量が減って肌のバリア機能が落ちると、角化が進むことがあります。

20代後半以降におこる大人ニキビの原因の大きな1つは、乾燥とバリア機能の低下によるものと考えられています。

詳細:顔の乾燥がひどいのはなぜ?乾燥肌の原因を把握して正しい対策を!

7.ターンオーバー機能の低下

こちらも大人ニキビの原因の1つとして上げられているもので、ターンオーバー(肌細胞の生まれ変わり)の機能が低下し、毛穴周辺のお肌が角化しやすくなったり、皮脂の排出が上手くいかなくなったりすることがあります。

8.ホルモンバランスの影響

男性ホルモンのアンドロゲンとは別に、女性ホルモンのバランスが崩れても、肌の水分量や皮脂の分泌が不安定になったり、毛穴周辺の角化を後押ししたりすることがあります。

生理前や妊娠中に増える女性ホルモンのプロゲステロンには、お肌の角化を促進したり、炎症反応を活発にしたりする作用もあるので、その時期だけニキビが発生するという人もいます。

10.便秘

基礎原因以外にニキビをおこす要因としてよくあげられるのが便秘です。肌は、腸と腎臓を助ける排せつ器官としての役割も持ち、汗によって老廃物を外に出します。

腸が十分に活動していればお肌がその役割を担うことはありませんが、便秘になると体内に老廃物がたまってしまい、肌の方にその分が影響することになります。

11.食事バランスの乱れ

食事バランスの乱れ

ニキビと食事の関連もよく指摘されていますが、「この食べ物がニキビをつくりやすい」ということが明確にわかっているわけではありません。

ただ、油分や糖分が過剰になること、肌の健康を保つためのビタミンやミネラル分が不足すること、繊維質の不足で便秘になること、アルコールや刺激物の摂り過ぎで刺激が加わることなどは、ニキビの発生につながりやすいと考えられています。

12.ストレス

精神的なストレスとニキビがなぜ関連するかははっきりわかっていませんが、ストレスがたまると体全体のバランスが乱れ、様々なところに支障がおよぶと考えられています。

13.体全体の抵抗力の低下

体全体の抵抗力が落ちたときは、細菌の繁殖が盛んになりやすくなります。

それに加え、睡眠不足、心身の疲労、食事の乱れなどで体全体のバランスが崩れると、肌の機能も全体的に弱くなるため、ニキビなどのトラブルがおこりやすくなります。



ニキビの治し方

ニキビの治し方

病院で行う治療

ニキビは、「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」という皮膚疾患の1つです。そのため皮膚科で治療を受けることができます。

ニキビの改善には生活習慣の見直しが大切とはいえ、炎症や膿が深刻化しているときには薬の力が有効なことがあります。

一口に皮膚科と言っても、ごく基本的な治療だけを行うところから、スキンケアのアドバイスも積極的に行うところ、最新のレーザー機器を備えたところまで様々なところがあります。

事前にホームページや口コミなどで医院の特長を確かめておくと、自分に合った病院が探しやすいかもしれません。

いずれにしても、病院での治療と合わせ、日常の生活の中でニキビを悪化させそうな要因を取り除き、状態に合ったスキンケアの方法を身に着けていくことがすすめられています。

ニキビ用の塗り薬

アダパレン

レチノイド製剤と呼ばれるもので、ニキビ治療・予防薬として広く用いられています。角質をやわらかくする働きがあり、ニキビの根本原因である毛穴周辺の角化にアプローチすることができます。

抗菌薬

炎症がおこっている赤ニキビや膿がたまっている黄ニキビに対しては、原因となっている細菌を退治し、炎症をしずめる働きのある抗菌剤が併用されます。

イオウ製剤

硫黄(イオウ)には、皮脂分泌をおさえる作用、抗菌作用、お肌を柔らかくして角化を防ぐ作用があり、古くからニキビ対策として用いられてきました。ただ、最近増えている「大人ニキビ」に対してはかえって乾燥を招き、逆効果になるケースがあると言われています。

ニキビ治療用の飲み薬

ニキビ治療用の飲み薬

抗菌薬

炎症がひどい場合は塗り薬だけでは効果が見られないことがあるので、抗菌薬の飲み薬を併用することがあります。

漢方

現在は一般の病院や小さな医院でも治療用として漢方を処方することができます。ただ、漢方は体質による相性が大きく、効果がわかるまでには時間がかかるので、その結果にはかなりの個人差があるようです。

ホルモン剤

ホルモンの影響が大きいと考えられる場合には、男性ホルモンを調整する薬や、女性ホルモンのバランスを整える低用量のピルを用いることがあります。

薬以外の治療法

面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)

毛穴の中に詰まった皮脂や老廃物を、医療用の針やレーザーを使った物理的な方法で排出します。

炎症をおこす前の白ニキビに対する治療法ですが、これを真似て自分自身でニキビをつぶしたり、針で中のものを出したりするのは絶対に避けましょう。

自己処理をするとお肌を傷つけ、そこからバイ菌が入って状態が悪化したり、跡が残ってしまったりする恐れがあります。

洗顔・スキンケア

角化がそれほど強くない場合は、洗顔やスキンケアのアドバイスによって改善されることがあります。

病院によってはおすすめのニキビ対策コスメを販売していたり、サンプルが使えたりというところもあります。

ケミカルピーリング

角化している部分にピーリング作用のある薬剤を使い、やわらかい状態のお肌に導く治療法です。

角化がかなり強い場合や、ニキビ跡のひどい場合には有効と言われていますが、乾燥が元になった大人ニキビや、元々お肌が薄いタイプの人には逆効果となることがあり、注意が必要です。



日常のニキビ予防ケア

日常のニキビ予防ケア

病院での治療でひとまずニキビが治ったとしても、ニキビの場合は日常のケアが大切な予防策となります。

ニキビの発症をできるだけ防ぎ、再発を防止するにはどうしたらいいのでしょうか?

コスメ選びはニキビの状態に合わせる

ニキビができやすい人は、コスメ選びもこだわりたいところです。

でも、「ニキビ対策コスメ」も系統が様々。自分の状態に合わせて選ぶのがおすすめです。

思春期ニキビ対策コスメ

皮脂過剰の思春期ニキビの場合は、やはり洗顔が重視です。

ですが、刺激の与えすぎもNGなので、お肌に刺激の少ないタイプのソフトスクラブ洗顔や、毛穴の汚れを吸着するクレイ洗顔、昔からのニキビケア成分イオウを用いた洗顔料などがあります。

皮脂は多いと言っても水分は重要なので、スキンケアには保湿が大切で、化粧水は、ニキビ対策用に抗菌作用や肌荒れ防止の成分が入っているものがおすすめです。

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参考:ニキビの原因を知って効果のある化粧水で対策!おすすめはどれ?

思春期ニキビの場合、最後の仕上げは油分の多いクリームではなく、サッパリ目のジェルや軽いミルクタイプのものがいいかもしれません。

大人ニキビ対策コスメ

大人ニキビの場合は、その裏側には「乾燥」「バリア機能の低下」が隠れていると言われています。その状態で思春期ニキビ対策コスメを使ってしまうと逆効果になる恐れがあるので注意です。

そんな大人ニキビには、乾燥やバリア力の低下にアプローチしつつ、皮脂のコントロールや抗菌作用も期待できる大人ニキビ対策専用のコスメを選びましょう。

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メイクアップコスメは負担の少ないものがおすすめ

メイクアップコスメは負担の少ないものがおすすめ

ニキビがあると、カバー力の高い下地やファンデーションを選びたい人も多いかもしれませんが、その場合はできるだけ負担をおさえた低刺激処方のものがおすすめです。

最近のコスメ技術は優秀で、敏感肌用やニキビ肌用の低刺激のものでも、カバー力の高いBBクリームやふんわりカバーできるルースパウダー状のものがあります。

一般的なマットファンデーションは密着度が高い分だけ毛穴に詰まりやすく、洗顔の負担が増えやすいネックがあるので避けた方がいいかもしれません。

ノーメイクでも紫外線対策を忘れずに

ニキビ治療中の場合は、そちらを優先させてノーメイクで過ごす人もいるかもしれません。お肌への負担を減らす意味ではそれも有効だと思います。

でも外出時の紫外線対策だけは忘れずに行っておきましょう。紫外線は、お肌の角化を進める大きな原因の1つと言われています。

適度な清潔を保ち肌への刺激を避ける

ニキビ対策の第一歩は肌の清潔を保つことと言われますが、朝晩の基本洗顔以上のことは必要ないと言われています。

過度な洗顔はかえって肌荒れの原因となるため、肌への低刺激と洗浄力を兼ね備えた洗顔料で優しく洗いましょう。

使うタオルも清潔で肌当たりの優しいものを選び、ゴシゴシせずに、そっと水分を吸いとるように使いましょう。

外出中に汗をかいたときに使うタオルやハンカチも、コットンやガーゼのタオものがおすすめです。

意外と肌の刺激になりやすいのが、整髪料のついた髪の毛が常にあたっている状態や、スプレーやシャンプーが顔にかかることと言われているので注意しましょう。

参考:ニキビ跡を集中ケアする美容液『ベルブラン』の効果と口コミは?

食事のバランスを整える

食事とニキビの関連はよく言われていますが、「あれもダメ、これもダメ」となってしまうとかえってストレスがかかります。

明確なアレルギーと違って「この食べ物が絶対にダメ」という答えがあるわけではないので、自分なりの「バランス」を意識しておくことをおすすめします。

ニキビを悪化させやすい食べ物としてよく上げられているのは、砂糖、油分、極端に辛いもの、添加物などですが、どれも問題となるのは「量とバランス」です。

体の処理能力を超えた分が肌の方へ影響してくると考えられているので、肌の健康のために大切なビタミン・ミネラル分を含んだ野菜や海藻の入ったメニューを摂り入れ、糖分や油分に偏り過ぎないように心がけましょう。

とくに、ビタミンAが不足するとお肌のトラブルを招きやすいと言われています。ビタミンAの多い食材は、野菜ならニンジンやパプリカ、その他はタンパク質系のレバー、うなぎ、卵などに多く含まれます。

ニキビの原因と治し方まとめ

ニキビの原因と治し方まとめ

痛みがあったり見た目的にも不快となる厄介なニキビ。

ニキビは大きく分けると思春期ニキビと大人ニキビの二種類があり、それぞれ原因や治し方が異なってきます。

今ご自身がどんな状態のニキビに悩んでいるのかをしっかりと把握して、適切な処置をしていきましょう。

これまで放置していたニキビ肌は、そのままでは再発を繰り返すことも多く、治っては再発の繰り返し、やがてニキビ跡だらけの凸凹お肌になってしまうことも…。

日々の適正なスキンケアによって再発を抑制することもできますし、ニキビ跡にならないように予防することもできます。

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