敏感肌の原因を把握して改善!スキンケアを一度見直そう!

敏感肌の原因を把握して改善!スキンケアを一度見直そう!

ささいな刺激でお肌がピリピリ…表面がガサガサ…。なかなか合う化粧品も見つからない。そんな敏感肌、まさに私がそうなんですが、辛い気持ちは分かります。

敏感肌とはどのような原因でおこるのでしょうか?そして、改善方法は?これらについて、皮膚科学の観点からご紹介していきたいと思います。まずは敏感肌について把握し、その後に日々のスキンケアを見直して改善策を検証していきましょう。



敏感肌とは

お肌のタイプは、大きく分けると「普通肌」「乾燥肌」「脂性肌」の3つがあります。

「普通肌」は、水分と脂分のバランスが取れ、トラブルがおこりにくい健康なお肌です。一方「乾燥肌」は、その名の通り、水分・脂分ともに不足して乾燥しやすいお肌です。そして、「脂性肌」は、水分と脂分のバランスが崩れ、脂分が過剰になってしまうお肌です。

参考:自分の肌質はどのタイプ?肌診断して効果的なスキンケアを!

多くの人は、これらの肌状態が部位によって混在しています。では、「敏感肌」とは、どのような状態なのでしょうか。

肌タイプに関わらない敏感肌

敏感肌は、普通肌、乾燥肌、脂性肌に関わらず、「何らかの状態によってお肌が敏感になってしまっている状態」を指します。日ごろは普通肌の人が一時的に敏感肌となることはありますし、乾燥性敏感肌と脂性敏感肌の両方のパターンが存在します。

慢性的に敏感肌という人は、生まれつきお肌が繊細なつくりの人が多いですが、その肌質と上手く付き合うことができれば、敏感肌によるトラブルを改善していくことは可能です。敏感肌の原因は様々ありますが、その状態は大きく分けると2つに分けることができます。

  • 特定のものにだけ敏感になる
  • 刺激全般に敏感な反応をする

特定のものにだけ敏感になる

普段はそれほど弱い肌ではないのに、ある特定のものにだけ敏感な状態です。アレルギー性敏感肌とも言われ、主な原因はアレルギー体質や自立神経の乱れなどと考えられています。脂性肌の人で敏感肌になっている場合は、過剰な皮脂にお肌が反応していることがあります。

皮脂以外では、

  • 紫外線
  • 冷たい風
  • 暖房器具の熱
  • 何らかの化学成分
  • 花粉やハウスダスト
  • 特定の食べ物

など、何か特定のものに対してお肌が荒れたり湿疹ができたりします。アレルギー性敏感肌の場合は、自分が何に反応しているかを知って、それを避ける対策をする必要があります。アレルギー関連を扱う病院で、検査をすることもできます。

また、アトピー性皮膚炎など、何か皮膚の病気が関わっている場合は、病院での相談をおすすめします。アレルギーには、ストレス、腸内環境の悪化、自律神経の乱れなども関わっていると言われているので、心身への負担をできる範囲で減らし、食生活の見直しなどを行ってみましょう。

刺激全般に敏感な反応をする

特別な何かではなく、外気、化粧品、物的刺激など、様々なものに対して敏感になってしまう状態で、全般性敏感肌とも呼ばれます。この場合、

  • 一時的なもの
  • 慢性的なもの

の2つにさらに分けることができます。

一時的なものの原因は、風邪など一過性の体調不良、生理周期によるもの、妊娠や出産、激しく気候が変わったとき、強いストレスなどがあげられます。このようなときは、お肌に対してはなるべく刺激を与えず、保湿や保護を重視したケアを心がけ、心身の状態が落ち着くのを待ちましょう。

しかし、慢性的なものとなると、トラブルが多くなって大変ですよね。そんな全般性で慢性的な敏感肌の原因と改善策を詳しく見てみましょう。



敏感肌の原因

敏感肌の原因

全般的で慢性化した敏感肌の原因には、主に2つの要素があります。

  • 生まれ持った肌質や年齢による変化
  • 生活習慣によるもの

基本的に、敏感肌が慢性化している人は、生まれつきお肌が薄く繊細なタイプの人が多いようです。繊細な肌質を頑丈に変えることはできませんが、敏感肌にはその他生活習慣などによる影響も大きく関わっています。

敏感肌を悪化させている原因を取り除き、適切なケアを続けていけば、上手く肌質と付き合うことができるようになり、お肌本来の力が戻ってくる可能性があります。

また、年齢を重ねてお肌が弱くなり、だんだん敏感になってきたというパターンもありますが、この場合も対策としては同じです。

慢性化した敏感肌は、お肌のバリア機能が弱ってしまっている状態です。本来、お肌には自分のバリア機能を修復する力がありますが、刺激が続いているとダメージの方が勝ってしまい修復が追い付かないことに…

敏感肌の改善は、お肌を弱らせている原因をできるだけ取り除き、弱ったバリア機能を補い保護するケアをしながら、お肌の修復をサポートしてあげることがポイントです。

肌のバリア機能を弱らす原因

肌のバリア機能を弱らす原因

肌のバリア機能が弱る原因には様々なものがあり、1つに特定することができませんが、自分の状態に当てはまるかな?というものを、地道に改善していきましょう。

元々の肌質/年齢によるもの

体型に差があるのと同じで、肌質にも大きな個人差があります。お肌が薄い人は元々刺激に対してデリケート。丈夫な肌の人と同じような生活をしていては、トラブルが絶えないお肌になってしまうこともあります。

ですが、その分キメが細かく綺麗なお肌の人も多いので、自分の肌質に合わせたケアをし、繊細なお肌を守ってあげることさえできれば美しい肌が維持できる可能性があります。

また、年齢とともにお肌が弱くなり敏感さが目立ってきた場合も、若い頃と同じ感覚で強い刺激をお肌に与えてしまっていることが悪化の原因となるので、自分の状態に応じ、お肌に優しい習慣に切り替えていきましょう。

洗顔による刺激が強すぎる

敏感肌の人にとって、もっとも難しいのが洗顔です。お肌が敏感な人ほど、不要なものはちゃんと取り除いてあげる必要があります。強い洗浄力の洗顔料、ゴシゴシ洗い、ぬるま湯以外のお湯や水を使用する、ごわついたタオルで乱暴に水気をふくなど、洗顔方法によって敏感肌が悪化していることがあります。

化粧品による保護不足

バリア機能の弱っているときは、化粧品をバリア強化型のものにして、ダメージからお肌を保護してあげる必要があります。

紫外線ダメージ

紫外線は、お肌のバリア機能にもダメージを与えます。バリア機能が弱ったお肌はますます紫外線のダメージを受けやすくなり、敏感肌がさらに悪化する悪循環になってしまいます。

ストレス、喫煙、食生活の乱れ、疲労、睡眠不足

お肌も臓器の一部なので、心身の状態と連動しています。生活習慣によって心身が弱ってくると、お肌も弱く敏感になりやすくなります。敏感肌の改善には、お肌のケアとともに、生活全体の負担をできる範囲で減らす工夫も大切です。

敏感肌の改善策

敏感肌の改善策

日常で行える、具体的な改善策をご紹介します。

洗顔料の選び方

メイクをしている場合はクレンジング剤の必要がありますが、強力なものほどお肌を敏感にさせる傾向があります。敏感肌におすすめは以下のタイプ。

  • 保湿成分配合のクリームやミルクのタイプ
  • マッサージにも使用できるオイルタイプ
  • スクワラン配合のタイプ

オイルクレンジングよりは、クリームやミルクタイプの方が保湿力があります。保湿成分たっぷりのものがおすすめです。オイルタイプでは、日常のマッサージ用に作られた肌当たりの優しいオイルでも軽いメイクは意外としっかり落とせます。

また、オイルの中でもスクワランは、お肌表面に保護膜をつくる性質があるので、優しい使用感になります。

公式:W洗顔不要!濡れた手OK! リ・ダーマラボ

正しい洗顔の方法は以前の記事を参考にしてみて下さい。

参考:正しい洗顔できていますか?洗顔は美肌スキンケアの第一歩!

クレンジングや洗顔は短時間で

クレンジングや洗顔の際、長い時間お肌の上にクレンジング剤を置いておくと刺激が強くなります。皮脂の多い部分からサッとなじませ、素早くぬるま湯で洗い流しましょう。

参考:ヒリヒリする敏感肌におすすめのクレンジング!どんな種類を選べばいい?

使用するタオルをソフトなものに

毎日使用するタオルは、何気なく使う分だけ意外と刺激を与えているものです。ガーゼタイプ、なめらかタイプのゴワゴワしないタオルを顔には使用しましょう。顔だけなら、ガーゼの手ぬぐいでも使えます。最近は100均でも柔らかなタオルが売られているので、好みのものを探してみましょう。

水分を拭き取るときはポンポンと押し当てるようにして、こすらないようにするのがポイントです。

基礎化粧品にセラミド配合のものを選ぶ

セラミドは、お肌のバリア機能と深い関わりを持ちます。敏感肌の人はセラミド量が少ない可能性が高いので、化粧品で補い仮のバリアを作ってあげましょう。

公式:敏感肌に超保湿「つつむ トライアルセット」

詳細:POLAディセンシア『つつむ』は敏感肌用のセラミド化粧品!体験レビューと使用者の口コミ

スキンケアの仕上げは一番外側のフタをしっかりと

敏感肌のときは、浸透性のある化粧水や美容液より、外側を保護してくれる働きのものがおすすめです。敏感肌向けの化粧品には、お肌を保護しながら美白やアンチエイジングケアのできるタイプがあるので、美容成分を取り入れたいときはそのようなものを選びましょう。

公式:敏感×エイジングケア decencia

詳細:敏感肌専用スキンケア!ディセンシア『アヤナス』の口コミから分かる効果とは?

けれど、基本的にはたくさんの成分を使用した化粧品を避け、保湿と保護を重視したものがおすすめです。お肌がガサガサとして荒れ気味になっている場合は、皮膚科や薬局で手に入るヘパリン類似物質配合の保湿剤が合う場合もあります。

そして、一番外側を守るオイルやクリームは、厚めにぬってお肌をしっかり保護しましょう。合う化粧品が見つからないときは、純度の高いワセリンやスクワランがおすすめです。自分のお肌にぬってピリピリせず、しっかり保護をされている感触のものを選びましょう。

紫外線対策を小マメにする

春が近づいてくると注意したいのが紫外線対策です。敏感肌の人は、しっかりとした質感の日焼け止めが負担になることもあるので、下地に使うなら乳液タイプ、または、一番上からはたけるパウダータイプがおすすめです。

お肌を保護しながらUVカットも叶う敏感肌用下地クリームはファンデーションとしても便利なアイテムです。そして、近場の外出のときにサッとかぶれる帽子や小さ目の日傘を常備しておくとより効果的に紫外線対策ができます。

敏感肌の原因と改善方法まとめ

ご自身の敏感肌の原因とそれに対する改善策は把握できましたでしょうか?敏感肌は生まれつきの体質の方もいれば、後天的に肌荒れを伴って慢性的な敏感肌になってしまう方など、様々です。

一時的な皮膚炎だったりアレルギーなどで状態がひどい場合は皮膚科を受診することも必要です。いずれにしても、日々のスキンケアによって良い状態にも悪い状態にもなりますので、自身の肌に最適な対策をして良い肌状態に改善していきましょう。