お肌のシミ対策に!美白成分『トラネキサム酸』の効果と副作用

      2017/12/28

市販薬や化粧水にも含まれる『トラネキサム酸』は、お肌のシミに高い効果があるとして人気の美白成分です。

  • どんなシミに効くの?
  • 実際に効果はあるの?
  • 使用の際の注意点や副作用のリスクは?

『トラネキサム酸』についての気になるあれこれをまとめました。

顔や体のシミに悩んでいる人はぜひ参考にしてみて下さい。

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トラネキサム酸って何?

トラネキサム酸は、人工的に合成されたアミノ酸の一種です。

アミノ酸はたんぱく質を構成する物質でたくさんの種類があり、それぞれ生体内で様々な働きをしますが、トラネキサム酸には以下の作用が知られています。

  • 血を止まりやすくする効果(止血作用)
  • 赤みや腫れなどの炎症反応を鎮める効果(抗炎症作用)
  • 美白効果(漂泊作用)

元々は、止血剤や抗炎症薬として病院でも処方されている医薬品です。

市販の風邪薬にも含まれている場合があり、のどの痛みや腫れに効果があるとされています。

製品としては、『トランサミン』などの名前になっています。

なぜそれが肌の美白と関係あるのかというと、

  • 血栓を溶かす
  • 赤みや腫れをおこす
  • シミの原因となるメラニン色素の生成を活性化する

これらの機能には『プラスミン』という酵素の作用が関わっていますが、トラネキサム酸はそれをブロックする働きをするからです。

プラスミンをブロックすることで、シミの原因となるメラニン色素の活性化を一部抑えることができるため、その効果が知られてからは、シミ治療薬としても用いられるようになりました。

その他、色素沈着、ソバカス、くすみの緩和にも効果が期待できると言われています。

トラネキサム酸はとても身近な成分ですが、化粧品分類とは違って医薬品なので効果の高さが期待できます。


トラネキサム酸はどんなシミに効くの?

一口に肌のシミと言っても色々ありますが、トラネキサム酸は、どんなシミに効くとされているのでしょうか?

シミの種類と併せてご説明します。

年齢を重ねたことによるシミ

年齢を重ねたことによるシミ

もっとも一般的なシミと言えば、年齢を重ねたことによって増えてくるシミです。

若い頃には気にならなかったのに、気が付けばこんなところに目立つシミが…

その原因は、年齢による肌の新陳代謝の低下により、本来排出されていくはずの古いメラニン色素が内部に残ってしまい、それがシミとなって浮き出てくるようになります。

メラニン色素は、紫外線や外部刺激のダメージから肌を守るために生成されますが、若いうちは新陳代謝が活発で、役割の終わったメラニン色素は速やかに排出されます。

しかし、年齢とともに新陳代謝のスピードが落ち、メラニン色素の生成に排出が追いつかなくなってしまいます。

トラネキサム酸は、メラニン色素を活性化する酵素を抑える働きはありますが、すでにできてしまったシミに働きかける効果はありません。

しかし、新しくメラニン色素が生成されるのを防いでくれるため、ゆっくりになった新陳代謝が古い色素を排出するのをサポートすることができます。

さらに、古いメラニン色素に働きかける成分や新陳代謝をうながす成分を同時配合した薬や化粧品なら、年齢を重ねたことによるシミへの効果を期待することができます。

そのため、病院では、他のビタミン剤や塗るタイプの美白成分を併用することが多く、市販薬の場合は、相乗効果の期待できる成分が同時配合されています。

トラネキサム酸と同様に、美白効果の高いスキンケア成分に『ハイドロキノン』と『トレチノイン』があります。

シミでお悩みの方はこちらの記事も参考にしてみて下さい。

シミの美白効果100倍!?『ハイドロキノン』と『トレチノイン』

紫外線によるシミ

紫外線によるシミ

年齢に関わらず、自分の肌の処理能力以上の紫外線を浴びてしまうと、シミができる場合があります。

人によって紫外線への耐性が違い、色の白く日焼けができず赤くなってしまうタイプの人ほど紫外線によるシミはできやすい傾向にあります。

このシミの改善は、紫外線対策で浴びる紫外線量を減らし、新たなメラニン色素の発生を抑えて肌の新陳代謝をサポートしてあげる必要があります。

トラネキサム酸は、メラニン色素を活性化させるプラスミンの作用を抑える働きがありますが、メラニン色素を活性化させる要素はプラスミンだけではないので、まずは紫外線対策をしっかり行うことが重要です。

紫外線対策と併用することで、トラネキサム酸の効果も実感がしやすくなります。

ニキビ跡のシミ

思春期ニキビや大人ニキビを繰り返すと、その部分は一種の傷跡のような形で黒ずみ、色素沈着してしまうことがあります。

こちらに関しても肌荒れからのメラニン色素過剰生成が原因なので、上記で説明した紫外線のシミと同様にトラネキサム酸が効果を発揮します。

そのため、ニキビ跡対策の化粧水にはトラネキサム酸が配合されています。

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肝斑(かんぱん)

30代~40代の女性に多く発生するシミで、頬やひたいの周辺に左右対称の薄茶色のシミが広がります。

女性ホルモンの影響が強いとされる肝斑には一般的なシミ対策化粧品が効かず、改善が難しいとされていますが、トラネキサム酸は、肝斑に対する一定の治療効果が認められています。

肝斑の原因の1つが、女性ホルモンの変動でプラスミンが刺激されることと考えられており、プラスミンを抑える働きのあるトラネキサム酸が効果的なのではと推測されています。

皮膚科では肝斑の治療にトラネキサム酸を使用することが多く、市販ではトラネキサム酸が配合された肝斑専用の化粧品もあります。

ただ、肝斑の原因はそれだけではなく、わかっていない部分もあるため、必ずしもすべての人に効果があるというわけではありません。

ソバカス

他のシミと違い、ソバカスは元々あるほくろやあざと似たようなもので、遺伝要素が強いと言われています。

鼻を中心に、小さな斑点が頬に向かって飛び散るように分布します。

多くの場合、子どもの頃から見られ、年齢とともに濃くなる場合と薄くなる場合があります。

トラネキサム酸だけでソバカスを改善することは難しいですが、ビタミンCなどとの併用により、濃くなったり斑点が広がったりするのを防ぐ効果を期待することはできます。

シミができる原因は?気になる顔のシミを消す方法まとめ

シミやソバカスの原因は様々ですが、結果的にメラニン色素が活発につくられてしまうことは同じ。

なのでその作用をブロックできるトラネキサム酸は、幅広いシミ、ソバカス、色素沈着の治療に適応されています。

しかし、メラニン色素を活性化する作用を持つのはプラスミンだけでは無く、他の様々な物質も関わる生理機能なので、プラスミンの働きさえ抑えればすべてのシミが解決するというわけではありません。

また、シミやソバカスの原因には、メラニン色素の活性以外の要素も関わっているため、トラネキサム酸の効果があるかどうかは人によって違います。

自分にそれが合っているかどうかを知るためには、実際に試すしかないということになります。

トラネキサム酸を試すには?副作用のリスクは?

実際にトラネキサム酸を試すには、以下の2つの方法があります。

  • 皮膚科で処方してもらう
  • ドラッグストアで商品を購入する

トラネキサム酸は歴史の古い安全性の高い薬とされていますが、人によっては副作用として胃の痛みや吐き気を感じる場合があります。

また、血を止めやすくする作用があるので、脳梗塞や血栓のできやすい体質の人は、医師に相談の上服用しなければいけません。

病院で他の薬を処方されている人、市販薬を常用している人も、必ず医師や薬剤師さんに相談してから使用しましょう。

スキンケアに配合されている化粧品分類の成分とは作用の強さが違いますので、副作用については十分注意して下さい。

ドラッグストアで購入する方が気楽で早いですが、とくに肝斑の場合は、その治療を得意とする皮膚科にかかった方が確実性はあります。

ドラッグストアで購入して試す場合も、4~8週間使用しても効果が何も実感できないときは、使用を中止し医師へ相談するようにという注意書きがあります。

大きなシミそのものへの本格的な効果を実感できるまでは3か月~1年程度かかるとされていますが、効果がある人の場合、8週間のうちには何らかの変化が感じられると言われています。

始めの頃に感じる効果としては、肌全体が明るくなった、くすみがとれた感じがする、シミがうすくなった気がする、などです。

内服薬と化粧品タイプの外用の両方がありますが、合わせて使う方が効果は実感しやすいと言われています。

ドラッグストアでは、一般のサプリメントや化粧品とは違う薬の並びに置かれていることが多いです。わからないときは、薬剤師さんに相談してみましょう。

ただ、大きなシミ、肝斑と予想されるシミの場合、原因や対策を自己判断するのが難しく、他の治療法や有効成分も様々なものがあります。

トラネキサム酸の処方を受けることもできるので、迷ったときは、シミ治療を行っている皮膚科に相談してみるのもおすすめです。

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