シミの美白効果100倍!?『ハイドロキノン』と『トレチノイン』

シミの美白効果100倍!?『ハイドロキノン』と『トレチノイン』

『ハイドロキノン』『トレチノイン』はご存じですか?聞いたことはあるけど、何のことか分からないという人も多いかと思います。ハイドロキノンに関しては化粧品にも配合されているので、化粧品の成分に興味を持っている方は知っているかもしれませんね。

何だか覚えにくい名前ですが、簡単に言えば美肌にとっても役に立つ2大美容成分です。実は、この二つは最強の美容成分コンビと言っても過言ではないほど、美肌効果がある成分なのです。

ハイドロキノンは主にシミに、トレチノインは主にシワに効果を発揮します。また、それぞれ単独でも効果がありますが、合わせて使うことでさらなる相乗効果があると言われています。

今回は、ハイドロキノンとトレチノインはそれぞれどんな成分でどんな効果があるのか、また、実際に使うにはどうしたらいいのかを詳しくご紹介します。

ちょっと難しい成分的な説明になりますが、よく分からなくても問題ありませんので、それぞれの成分がどういったものなのかだけでも知っておくと役に立つと思います。


ハイドロキノンとは?

ハイドロキノンの肌への効果

ハイドロキノンとはヒドロキノンとも呼ばれる化学物質で、強力な漂白作用があるため、シミに対する美白成分として化粧品に配合されています。コーヒーやイチゴなど、自然界にも存在する成分です。

ハイドロキノンの肌への効果

  • メラニン色素の排出を助け、今あるシミを薄くする
  • シミの原因となるメラニン色素の生成を抑える
  • つくりだされるメラニン色素そのものを減らす

ハイドロキノンは、シミの予防だけでなく、今あるシミを薄くする効果も期待できます。なんと、ハイドロキノンのシミに対する美白効果は他の美白成分に比べて10倍~100倍の効果があるとされています。

ただ、ハイドロキノンが効果を発揮するのは肌表面にできたシミだけで、真皮深くまで及んだ色素沈着、生まれつきのアザには対応できません。

また、30代~40代の女性に見られる左右対称のシミの肝斑は、女性ホルモンの影響が深いと言われているため、ハイドロキノンでの治癒は難しいとされています。

ハイドロキノンを使用中は紫外線に対して敏感になるので、普段以上にしっかりとした紫外線対策が必要になります。そのため、真夏の使用は避けた方がいいと言われています。

参考:シミができる原因は?気になる顔のシミを消す方法まとめ

参考:シミやくすみに高い美白効果が!おすすめの美白成分4選

トレチノインとは?

トレチノインの肌への効果

一方、トレチノインですが、トレチノインはレチノールというビタミンAの誘導体の一種です。ビタミンAは、肌に対する様々な効果が知られるビタミンですが、不安定な構造上、そのまま化粧品に配合することは困難です。

そのため、体内に入ると合成されてビタミンAと同様の作用を発揮する誘導体『レチノール』が使われています。レチノールにはいくつか種類がありますが、トレチノインの作用は他のレチノールの50倍~100倍の強さがあると言われています。

参考:シワ・ニキビ肌・毛穴詰まりに!ビタミンA『レチノール』配合化粧品の美肌効果と選び方

トレチノインの肌への効果

トレチノインは、肌でどのような働きが期待できるのでしょうか。

表皮での効果

  • ダメージを受けた細胞膜やDNAの修復
  • 表皮細胞の分裂や増殖を助けてターンオーバーを速やかにする
  • 表皮を厚くする
  • 角質をなめらかにする
  • 細胞外基質を増やし、肌の保湿力をアップさせる
  • メラニン色素に働きかけてシミを薄くする

真皮での効果

  • ダメージを受けた繊維芽細胞のDNAを修復する
  • 繊維芽細胞の正常化によりコラーゲンやエラスチンなどが増える
  • 真皮を厚くする
  • 真皮層の血管に働きかけて血行をよくする
  • 皮脂分泌をコントロールする

少し小難しい表現もありますが、つまりは肌の修復や正常化を助け、肌を健康的にします。乾燥、シワ、シミ、毛穴の開き、皮脂によるニキビなどを改善する効果が期待できるということです。

肌の細胞のDNAがダメージを受けると、老化が進みます。老化は年齢によるものと思われがちですが、最近では「光老化」という言葉があり、紫外線が肌の細胞のDNAを破壊し、年齢以上の老化を引き起こすことが知られています。

紫外線に対する肌本来の防御力には個人差が大きく、黒く日焼けする人より赤くなる人の方が、紫外線によるダメージを受けやすい傾向にあります。

色白の人ほどシワやシミができやすいのはそのためですが、トレチノインはそのような光老化を治療できる物質として、皮膚医学界でも注目を集めています。

ハイドロキノンやトレチノインを使うには?

ハイドロキノンとトレチノインは肌の若返り効果が期待できると言われていますが、日本においてトレチノインは病院でしか処方されません。そのため、ハイドロキノン・トレチノイン療法として、セットで処方する病院が多くなっています。

ハイドロキノンは市販の化粧品も販売されているので、ハイドロキノン単独で試したい場合は、市販で売られているクリームなどを自分で購入することができます。そういう意味ではトレチノインよりもハイドロキノンの方が気軽に試すことができます。

濃度は2~4パーセントのものがあり、日本での濃度規制はありませんが、アメリカでは2パーセント以上は病院での取り扱いとなっており、それだけ作用の強い成分ということになります。

日本においても、2001年以前は病院での取り扱いとされていたものなので、初めて使う人は、弱い濃度のものから試す方が安心です。

上にも書いた通り、ハイドロキノン使用中は、紫外線に対して敏感になるので、できれば秋~冬の時期に開始し、その時期でも紫外線対策を行うようにしましょう。

肌の弱い人、赤みのでやすい人などは、最初から病院で処方してもらった方が安心かもしれません。市販のものを使用していて不安に感じることがある場合は使用を中止し、皮膚科を受診しましょう。

病院で処方してもらうには

トレチノインを試したい場合、美容皮膚科、美容形成外科を受診する必要があります。健康保険の効かない自費診療で、予算は処方されるトレチノインやハイドロキノンの濃度によっても異なります。

他の化粧品を併用したりする方法だと3万~5万と高額になるケースもありますが、トレチノインとハイドロキノンだけの処方なら、1ヶ月1万前後で済むことが多いので、高級な化粧品を購入するよりは安い場合があります。

単独で使う、低い濃度で使うなどの選択をすればさらに安くすることが可能ですが、どのような形態が選べるかは病院によって異なるので、事前にホームページや電話で確認しておくと安心です。

トレチノインもハイドロキノンも、通常低い濃度のものから始め、肌の状態を見ながら徐々に濃度をあげていきます。ターンオーバーが促進されるので、ボロボロ皮がむけることがありますが、痛みやヒリヒリした感じが無ければとくに心配ありません。

ただ、一時的に肌が荒れているように見えてしまうことがあるので、人前にでるときに少し困るかもしれません。トレチノインはアレルギー反応が無く安全な物質と言われていますが、人により、ピリピリした感じを受けることがあります。

様子を見て慣れるようなら問題はないそうですが、医師には報告するようにしましょう。長く使い続ける場合は、一定期間使い、休止期を設けてまた再開するのが一般的な方法です。

ハイドロキノンやトレチノインを使って実感できた効果

ハイドロキノンやトレチノインを使って実感できた効果

ハイドロキノンとトレチノインは、私の身近な人が何人か皮膚科で処方を受けていました。私自身は、ハイドロキノンを単体で使ったことがあります。ハイドロキノンとトレチノインを使っていた人は、2~3ヶ月くらいで目に見えて肌がつやつやした感じになり、目立っていたシミが薄くなっていました。

別の人も、「高級化粧品を使うよりいい」と言って、長年そこの皮膚科に通っていました。ただ、処方してもらう際には、必ず医師の診察を受ける必要があるため、それが手間になって続けられなかったという声も多く聞かれます。

私はかなり色白で、若い頃から全体に散ったようなソバカスかシミかよくわからないものがあって、皮膚科ですすめられてハイドロキノンの処方を受けていました。トレチノインの方は、敏感肌なので、もう少し肌のバリア機能がしっかりしてからの方がいいと言われ、敏感肌用のケアをしていたので使えませんでした。

ハイドロキノンの効果ですが、私は今一つで、結局止めてしまいました。でも友人は、それでシミが目立たなくなったと喜んでいました。

たぶん、私の方はシミというより遺伝的なソバカスだったので、ハイドロキノンの効果が大して出なかったのだと思います。ハイドロキノンは、全体の美白というより、はっきりとしたシミや浅い色素沈着に効果があるという感じです。

いずれにしても、まずは試してみなければ、自分に合うかどうかはわかりません。それぞれの病院で、処方の仕方、価格、使用期間などが異なるので、事前に調べておくことをおすすめします。

病院で処方してもらうのに抵抗がある方は、まずはハイドロキノン配合の美白化粧品サンプルを試してみるといいと思います。

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